超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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セルフケアを頑張ってるけど、課題もあるね。

セルフケアを頑張ってるけど、課題もあるね。


どうやら朝からメンタルの調子があんまり芳しくない様子。特にきっかけはないのだけど思い出し怒りをしており、「あ、なんか自分はご機嫌斜めだ」と気がついて、コーピングのためにコンビニでお菓子などを買って食べている。


この、「思い出し怒り」であるけど、僕のブログでは「グルグル思考」という風に表現する。心理学的なちゃんとした用語では「反芻思考」と呼ぶ。


このグルグル思考については昔からずっと悩まされており、何か嫌な出来事があった場合には、一日中グルグルグルグルと嫌なシミュレーションが頭を駆け巡っており、精神的に押し潰されそうになったり眠れなくなったりと大変だった。こちらの方の対策方法としては、「マインドフルネス瞑想」や「認知行動療法」などが有効であり、意識的にそれを生活の中で練習するようになったら随分と嫌な気分は軽減されたように思う。


セルフケアの方法については、僕は意識的に頑張って練習をするようにしている。実際、ちゃんとそれぞれの方法を習得してみて思うのだけど、気分が悪い時に一発で効いてすぐに気分を楽にするような方法というのは無くて、普段からちゃんとセルフケアの練習をしておくことで緊急時に練習していた方法で思考を囚われから解放したりして楽になれるという感覚である。


僕はどうにも、内向的な上に強迫観念持ちであり、「他人から何か理不尽なことを言われても自分の中で押さえ込んで何事もなかったように振る舞わないといけない」、「誰からも気に入られないといけない」、というような完璧主義の強迫観念が強固である。要するに昔からどうも「聞き分けのいい良い子」として振る舞うことが多くて今でもそのスキーマーに囚われてるところがあり、ブラック企業に潰されたりとかパワハラを我慢して爆発するまで耐えて状況をおかしくしたりなどいろんな問題を引き起こしている。


こうやって自分の認知の歪みとかスキーマーに注目して、ちょっとずつでも改善しようと考え始めたのはここ数年ぐらいからのマイブームである。もともと、僕の大学の専攻も心理学であり、認知行動療法のような治療法があったのは知ってたけど、僕が大学生の当時というのはそこまで注目されておらず、ここまで認知行動療法が一般化し始めたのはわりと最近からじゃないかと思われる。


マインドフルネス瞑想や認知行動療法が便利なのは、セルフヘルプ本などを参考にしながら自分一人で練習しても、ひとまずそれなりに効果を発揮するということである。僕がこのように認知行動療法に注目して練習し始めたのは「Awarefy」というセルフケアアプリを使い始めたからだけど、こちらの方は大学の心理学の教授がちゃんと監修して作ってるアプリであるので、真面目にちゃんと使い続ければきちんと効果を発揮する。


とはいえ、そのマインドフルネス瞑想や認知行動療法を習慣化するまでが面倒なんだろうなーというのはよく分かる。どうも、これは僕が習慣化できたのは僕自身の資質によるところも大きかった、とも思うのであるが、僕は基本的に「良い子」であるから自己抑制については得意で、自分で毎日これをきちんと練習して習慣化すると決めたことであれば、自分のめんどくささとかの欲望を抑えてきちんと毎日練習して習慣化してしまうというのは得意なのである。


どうもこの自己抑制が得意という性質は、功罪さまざまという感じであり、自分を抑えすぎてしまうからパワハラ気質の相手には舐められて好き勝手されるし、物事がうまくいかない時は自分の内心の方を偽って体調がおかしくなるまで我慢するというデメリットがある。しかしまぁ、自分の欲望を抑えてコツコツと何かを積み重ねたりとか、主観を抑えて客観的に状況を判断してどのように問題解決するべきか考えることができるというのは強みだろう。


僕はマインドフルネス瞑想や認知行動療法などのセルフケアの方法は、どうやら僕にとってはピンポイントで問題点にドンピシャりであった。このようにして自分の内面をメタ認知できちんと監視して、無理をしすぎてないかモニタリングする方法というのは、無理をしていても誰かに止められなければ限界を超えて倒れるまで無理をする自分の性格にとっては必要不可欠なものであったらしい。


こういう方法を大学の時にちゃんと理解していれば、ブラック企業でメンタルダウンもせずに今頃真っ当な生活を送れていたかもしれないけど、後悔後先立たずである。まぁ、せめてこのブログを読んでる僕とおんなじようなタイプの人には「俺の屍を超えてゆけ!」と、自分の経験談を話すことぐらいしかできないだろう。


それに、随分と昔に比べると楽になったけど今でも課題が多く、全部抱え込み自己主張が全くできない性格はどうにも困る。この辺りは「アサーティブ・コミュニケーション」などの心理学の技法を練習していくことが必要であるかと思うが、こちらもまぁコツコツと練習していこう。

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