2chのひろゆきが考える現代社会観。
今日はブラブラとネットをさまよっていると下記の記事を見つけた。
2ch(現5ch)の元管理人、ひろゆきが現代での金の稼ぎ方と使い方についていろいろとインタビューに答えていた。結構、参考になるところも多かったし、意外と素直な意見を述べてるんだなと感想を覚えた。
僕は、ひろゆきに関しては全面的に肯定はしないけど、聡い人だなと思ってる。問題に対して真正面からぶつかるのではなく、搦め手ばっかりを使う印象があるが、それでもアイディアの閃きみたいなものが鋭い人だと思うのだ。
僕が同意だったのはこれだな。
そうじゃなくて儲かると思ってギャンブルをやってる人は大抵バカですね。
「期待値としては損することがわかっている暇つぶし」だと思ってやるならいいですけど。
まぁ、パチンコや競馬や宝くじみたいなギャンブルに限らず株式やFXなどの相場でもそうなんですけど、期待値やリスクを考えずに雰囲気だけで鉄火場に金をつっこんでる人はただのカモです。パチンコや競馬などのギャンブルは場に出した資金からテラ銭を抜かれて、それを参加者全員に分配するので参加すると必ず負けるゲームです。一時的に勝つことがあったとしても、勝負の回数を重ねれば重ねるほど指数関数的に破産して退場する確率は増大していきます。相場に関しても、ランダムウォークや効率的市場仮説を知っているならば、一回の勝率はせいぜい50%ってのは分かるはずです。どんなに優秀なファンドマネージャーであれど、猿がダーツで決めたポートフォリオとさして変わらない成績しかあげられないってのは有名な話です。だからこそ分散投資でリスクを下げたりだとかが資産運用では必要になってくるんですけど、それも理解せずにただ大儲けしたいから投機するってやつはより資金力があって悪知恵が効くヘッジファンドなどの餌食です。
また、ひろゆきはこういうことも言ってる。
たとえば自己啓発本ってたくさん出てますけど、実は人間の能力を上げるにはちゃんと寝ることのほうが大事なんですよ。
そもそも日本人は睡眠時間が足りてないですし、「本読むヒマがあったら寝てろ」っていうほうが動物的には正しいはずなんです。
でも、そんなこと言ったら本が売れないじゃないですか。
そうなると、どうしてもエッジの効いたことを書くしかなくなるんですよね。
その結果、みんなそういう「ビジネスとして情報を売る人たち」の主張を真に受けてしまって、自分にとって本当に役に立つ知識を手に入れられなくなってるんじゃないかなと。
まー、僕の考え方なんですけど、新しい情報による新発見ばっかを目的に勉強していても仕事の作業効率は上がりません。人間はおんなじような普遍的で陳腐な思考ルーチンで生活しているはずなので、実際に使える情報というのは目新しくも珍しくもないんですよ。だけど、世間にいる情報を売って生活しているインフルエンサーみたいな人たちは突飛な事を言って注目を集め続けないと商売にならないんですよ。本当に役立つ知恵ってのは、使い古されて当たり前に知っているいつもの常套手段です。
ま、ひろゆきの現代社会観みたいのはなかなか勉強になる気もしますね。現代日本ってのは拝金主義が強すぎるんですよ。人生の幸福度ってのは一定以上の年収になると頭打ちになると言われているし、金で片付けられない面倒事ってのは予想以上に人生の中で多いです。アメリカあたりでは人生の目標に「神様と平和に暮らしたい」みたいな事を選ぶ人が結構いるらしいです。日本社会ではみんな金を持ってたら幸せになれると信仰していて金稼ぎが人生の目標になってる気がします。最近でも前澤社長の1億バラマキとかあったし、実際、こういうのは経済大国日本だったバブルの残り香がいまだ続いているのではないか?って気がしますね。今日はチャップリンの言葉で締めますか。
人生に必要なのは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金
今日の徒然
朝は調子良かった。朝4時に起きてランニング5kmを頑張ってきた。
ランニングに関しては完全に堂に入ってきた感じというか、走るのが楽しいと思えるようになってきたね。身体を鍛える筋トレが自己肯定感を上げるだとか、ああいうのはまぁまぁ信じられる気もする。筋肉を鍛えるというのは、本を読んだりだとか勉強したりだとかでスキルを身に着けようとするよりも確実に目で見て分かる分野だからだ。ちょっと腹筋ローラーもポチって毎日の習慣に加えようか気になっている。今ん所、下半身ばっか鍛えているので上半身も鍛えたらバランスが取れるのではないかと思ったからだ。でもまー、習慣が過密状態で、新しい習慣を増やすためには何かを削らないといけないとかそんなぐらいまで来てますからね、ちょっとよくよく考えよう。
上記のエントリーの中でも書いたけれど、こういう習慣づけにおいてはログを付けることが重要だなーとつくづく感じた。僕のランニングブログでは走った時はGPSランニングアプリのキャプチャーと寸評を書いて記録している。これは休んだ日にも休んだ理由についてきっちりと記録しているのだ。
こういう、やったことに関するログを付けることが仕事にせよ私生活にせよ重要なんだなーと実感している。ランニングのログについては朝4時に起きて5kmをちゃんと休まずに走りきった日は、記録をブログにつけることが楽しみでならない。逆に休んだ日はブログに記録することは情けなく感じるけれども、次は必ずサボらずに走りに行こうと決意を新たにするのである。
ランニングログブログ自体は限られた人しか閲覧してない感じだけど、こんな感じで運動の習慣などをレコーディングして人に公開するのはモチベーションが上がる。見てくれている人に恥をさらさないようにきっちりと習慣を続けようというモチベーションで今もランニングが続いている。ちょっと前にレコーディングダイエットってのがあったけど、あれは効果ありますね。ブログや日記を書いて快感を覚える質の記録魔であれば、間違いなく習慣をカイゼンするのに抜群の効果があります。この場合、誰にも見られない手帳とかよりも、不特定多数の目に触れる可能性があるブログが良いです。他人に自分の誓いを告白する効果があります。この、ログを付けるという効果は、運動やダイエットに限らず習慣づけ全般に効果がある気がしますね。
ランニングについてはもっと早く、遠くまで走れるようにしたいと思ってるんだけど、ならば体重を減らさないといけないみたいですね。僕はまあ、そこそこ想像以上に重いはずなんですよ。見た目ではがっちり目ぐらいなんだけど、割りかし洒落にならん重量を誇ってますからね。5kmを走る程度で膝をおかしくするような体重である。最近は下半身ストレッチとスクワット50回を寝る前の習慣にしているから膝周りの筋肉が鍛えられて膝も傷まなくなってきた。まー、でも運動神経自体はそれほど鈍いわけでもないですからね。これに味をしめて、ジムに通ったりだとかでいろんな箇所の筋肉を鍛えようとか企み始めるかもしんない。僕の場合、そういうことを始めると徹底的にこだわりはじめて、体中の筋肉を効率的に鍛えるルーティンの月間スケジュールを組んだりとか、トレーニング中にプロテインを飲んだりだとかそういう事をしがちなのである。ま、ランニングシューズだけで出来るマラソン程度に収めといたほうが良いですね。プロテインはちょっと物欲が動くが。