ブログを書くというのは生き方である。
さてな、ブログ続かないと悩んでる人多いけど、そもそもブログが続く奴ってのは書かないと死ぬ精神的マゾみたいな奴ばっかなので。。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) February 20, 2019
さて、僕のブログは無駄に歴史が長くて2006年から13年の歴史がある。その間、断続的にだけどネットで文章を書き散らす生活を送っていた。はてな以外でもいろんなブログサービスで書いてたし、mixi等のSNSでも書いていた。ここ3年近くははてなブログで毎日更新していて、今日で901日連続更新である。そろそろ1000日更新できそうだ。
世の中にはブロガーという人種がいて、いろんな目的でブログを毎日書いているのだが、大抵は短命で消えていく。ブログが1年以上続くのは30%以下だという。
経験上、まぁ分かるなーって感じ。ブログで稼いで会社を辞めるとか鼻息荒く息巻いてた奴がしばらく見かけないなーと思ったらブログごと消滅しているのはあるあるである。まぁ、ブログ飯とかいってマネタイズ目的でブログをやってる奴は大抵短命である。PVやアフィリエイトの額などの数字を目的にしていると、数字が減ると焦るし、満足いく程度の数字が稼げたらブログを書くモチベーションは消える。大体の奴は宝くじでも当たればブログを書くのは辞めるだろう。
僕のブログにもGoogleアドセンスは貼り付けてあるけど、これは別に稼ぐ目的って訳でもないのだ。僕の生業はwebプログラマであり、ブログのカスタマイズとかSEO等のアクセスアップの知識は仕事で必要な技術なのである。アフィリエイト関連のカスタマイズの勉強がてら、ダブルレクタングルとかjavascriptを用いて文中にアドセンスを埋め込む方法などを試していてそれでいろんな広告がついているって感じだ。無論、多少稼げてはいるけど、ドメイン代とかはてなブログProの料金を賄って、少々小遣いが手に入る程度の額である。
僕の場合、何のためにブログやってんだろー?って考えると、ゆるいネット空間で揺蕩ってるのが好きだからという理由以外あんまり無い。
毎日日記代わりにブログを書いて、読者登録しているご近所さんのブログを巡回してどんな生活してんだろ?みたいな感じで他人の生き方を覗いて、そんでもってまたいろんな人の考え方を知って思いついた事などをブログでネットに配信。こういうエコシステムの循環が嫌いじゃ無い。
ネットを通じていろんな人の考え方などを見て、自分の考え方を発信して、それでたまにブコメやコメントなどで感想がもらえりゃ僕は満足なのである。それはそれとして文章を書くことも好きだし、日記はずっと書きたいなーと思っているので、このブログの目標としては死ぬまで継続することである。僕にとってはブログを書くというのネット空間での処世術なのである。
今日の徒然
今日の朝はランニング行けなかった(-_-;) 最近、沖縄の天気は梅雨っぽい感じでしてね、曇りがちでたまに大雨が降ったりする。
最近なぁ、習慣が緩みがちでちょっと怖いなーって感じ。朝起きる時間が6時頃になって、4時起床が難しくなってきている。まぁ、睡眠時間が少なかったから少しでも長くなるのは良いかなー?とも思うけど、ランニングをやったり小説を書いたりするのは朝4時起床でやっていることだから、これはあんまり良くない。
最近読んでいる本は、「天才たちの日課」(メイソン・カリー著)なんですよ。いろんな世の中の天才と呼ばれた偉人たちの日課の記録をまとめた本である。この本を読んでいると、やっぱり天才と呼ばれる人たちは規則正しい生活リズムを送っているんだなーと言うことが分かる。
天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
- 作者: メイソン・カリー,金原瑞人,石田文子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2014/12/15
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僕も、生活習慣に関しては異常なほど規則正しい。ちょっとこれに関してはアスペルガー疑惑があって、僕の生活リズムの規則正しさってのは1分単位でやることがきまってるんですよ。食事に関しても毎日三食同じ物を食べてるし、スーパーやコンビニに入ったとしても同じ物しか買わないんです。全く毎日同じ行動パターンで生活することに快感を覚えているフシがあるんです。このブログを書く時間に関してもほぼ毎日同じ時間で書き始めて、同じぐらいの時間で書き終わりますよ。でもって、投稿するのも予約投稿で23時半なんです。これで今日で901日連続更新まで続いてます。
自分と同じ様な生活習慣を送っている偉人としては、エマニュエル・カントやB・F・スキナーなどが居るだろう。カントは死ぬまで生まれた同じ村に住み続け、分刻みで同じ生活習慣を送り続けた事で有名である。15時半ぴったりに必ず散歩に出かける習慣があったらしく、周りの家の住民はカントが散歩で歩いてくる時間で時計を合わせたらしい。
B・F・スキナーはスキナーボックスなどで有名な行動心理学者だが、この人は自分の生活リズムを一定にするために、習慣を定量化して計測するための特注の実験装置まで作成していた。執筆した論文の分量などを正確に文字数をグラフ化して記録して、一定時間ごとにブザーがなるシステムの元で死ぬまで生活してたらしい。
この中で僕が参考にしているのは、やっぱり村上春樹の生活習慣なんですよね。僕がランニングを始めた理由というのは村上春樹のランニングエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」なんですよね。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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物語を書くものってのは心の底に降りてかないと行けないんだけど、そこは毒素が溜まってる沼地みたいなもので、若い頃は面白い作品を書けていた職業作家であれど、年を経るに従ってどんどん心が衰弱していって、貧弱な作品しか書けなくなる。これは自分の毒素に負けて自家中毒を起こしてしまったためである。なので、職業作家は自前の解毒装置をもってないといけない。
村上春樹は、それを生活習慣に求めた。一時期、一日60本ものたばこを吸うヘビースモーカーだったが、一念発起して朝型の生活に切り替えてランニングを始めた。それから25年間もの間、きっちりと走り続ける生活を送っているのだ。もし、生活の中でいらだたしい事があればその分長く走る。ストレスがあれば自分の体を虐めることで解消して、さらに自分を鍛えるのだ。
ミーハーと言われるかもしれないが、僕はこの村上春樹のストイックな作家人生に憧れを持ってるのである。僕もワナビーなんだけど物書きの端くれなので、創作活動で生産的な生活習慣を作り上げたいと思っていろいろと工夫しているのである。ブログを毎日更新するのもその方法の一つである。
「天才たちの日課」については読了したらまた読書メモを書きますね。こんな感じで今日もよろしく。