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小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「エンジニアの知的生産術」(西尾泰和著)を読了した。

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「エンジニアの知的生産術」(西尾泰和著)を読了した。



エンジニアの知的生産術を読了した。まぁ、感想に関しては読書メモを取りながら読んでたのでそれを貼り付けてしまおう。

  • 新しいことを学ぶには
    • 情報収集して箱を横に並べて、モデル化抽象化して高く積み上げる、そして実践・検証で応用する
  • やる気を出すには
    • やるべき事を一つ一つ具体的な作業に落とし込んで手を動かす
    • GTDの有効性。やる気のない人の65%はタスクが一つになっていない
    • デビッドアレンのGTDボトムアップてやりたい事をリストアップして目的を洗練する
    • ポモロードテクニックはその間でできるToDoの数などを計測して見積もりの精度を上げる。
    • 7つの習慣。重要だけど緊急じゃないタスクにリソースを割り振る
    • 新たな良い方法を探すには楽観的な見積もりが良い。探索と試行のバランスが取れた時に最も良いパフォーマンスになる。(スロットの話)
  • 記憶を鍛えるには
    • 記憶はインプットしたあとにテストを行った方が定着する。
    • supermemoやankiという暗記するためのソフトウェアがある。
    • 暗記のための20の方法というのがある。
    • 記憶は完全に忘れた後にもう一度インプットした方が定着しやすい。あんまり短期間に繰り返しても意味がない
    • 無意味な単語の暗記よりも意味のある長文の方が覚えやすい。記憶もモデル化や抽象化が重要である
  • 効率的に読むには
    • まず、すぐに読み始めるより先に下読みをして準備する
    • 数学書は頭から全部通読しないと理解できない
    • 速読と精読を使い分ける。
    • 精読に関しては読書メモを作りながら分からないところをなくす
    • どれだけの速度で読むかで理解度が変わる。
    • レバレッジメモの必要性。読んだ後に誰かに教える資料を作ることで定着度が上がる。
    • インクリメンタルリーディングというツールがある
  • 考えをまとめるには
    • KJ法をつかう。
    • 書きたいことについての断片を付箋100枚分書く
    • 書いた付箋をグループごとにまとめてラベル付けをする
    • ラベル付けをするときは既存のカテゴリに当てはめてまとめてはいけない
    • KJ法は思考を拡張する方法である。本来、人間は7つまでの事しか記憶できないが、紙に書き出すことでより多くの事を考えることができる。
  • アイディアを生み出すには
    • フレームワークのとらわれから抜け出すのが大事。
    • KJ法と同じく情報を大量に書き出して、新たなフレームでまとめるのが有効。
    • (正直、この章はあんまり自分には参考にならないと思う)
    • 言語化できない感覚に注視する。
  • 何を学ぶか?
    • 何を学ぶかの問いには数学や科学よりも経営戦略の知識の方が役に立つ。
    • 学生は幅広くいろいろな知識を学んだ方がよいが、社会人の勉強は生産性を高めるために使い、できた余裕で生産再開発したほうがいい。
    • 何を学ぶかの戦略では、まず「卓越」を目指した方が良い。そのチームの中で第一人者になれれば、効率のよい仕事も回ってくる。
    • 一つの分野にひたすら特化するよりは複数のスキルを幅広く知っている方が価値が高い。
    • 企業などの中では知識が偏りやすいので、企業と外をつなぐパイプになって情報の流通源になると効率のよい学びができる。(勉強会やWebで知った知識を社内で布教するなど?)


この本全体の感想としては、完璧に理系の人生読本。論理的にいかに勉強という課題を定量化していって、それを効率的にこなすにはどうすれば良いのか?というのを解いている本。使われているロジック自体が数学やプログラミング開発の理論なので、僕は小気味よいと感じた。ただし、エンジニア以外が読んでもあんまり共感は得づらいかもしれない。


西尾泰和氏が第6章あたりで書いてたけど、この本はプレゼンテーションなどで反響が得られた情報などを再利用して、自分なりの知的生産術をメタ的に言及してみるとどんな本ができるだろうという実験的に生み出された本であるらしいです。これは最新の情報で西尾泰和氏が使いやすい知的生産の方法を論理的に構築した方法論だと思われるので、この本を読んだ人は自分なりの方法で知的生産の方法を構築するのが良いでしょう。


今日の徒然


なんかねー、メンタルの調子悪い。仕事さぼりつつtwitterを眺めていても炎上関連の情報で威圧感を感じて、あえなく今日はTwitterより撤退。不愉快な感じでメンタルのバランスを崩してる。


多分、昨日、病院受診をしたためだと思われる。なんかさ、僕は病院に行くとメンタルの調子を崩すのよ。普段は全く大丈夫なんだけど、自分の病気を意識した途端に精神のバランスがおかしくなり始めるのである。調子が崩れ始めると、普段は大してどうでも良いことにいらつき始め、イライラが自分の精神状態まで影響し始めるのである。


昨日は妙なことも書いてますからね。twitter眺めてると反ワクチンとか精神薬の断薬推進しているキチガイ医の内海聡もなにかしら新しい活動をしてるらしくて、と学会の山本会長が言及しとりましたな。内海聡に関しては、就労移行支援に通ってたときに内海信者が居て、周りに断薬勧めまくってトラブルになってましたからね。結局、こいつは幻聴や妄想などの症状が治まってないのに一般就労でトヨタとかの派遣工になるといって事務所を辞めて県外に出て行ったのだけど、おそらく早晩トラブル発生させてまた入院させられてるだろう。


結局、こういうことを思い出して不愉快な気分になるのである。僕は病気に関しては薬で抑えて症状は消えているけど、妄想などの陽性症状自体はそんなに軽くないのである。一時期は相当強烈な希死念慮にとらわれて、睡眠薬などをウィスキーと一緒にオーバードーズしてドブに落ちて救急搬送されて胃洗浄などをされてたり車で電柱に突っ込む自殺未遂をするので、保護室に結構な長い間拘束させられていたのである。僕の場合は、現在飲んでる薬のロナセンがよく効いて被害妄想や関係念慮がすっかり消えた。現状、ストレスに弱いなどのメンタルの弱さはあるけど、安定して仕事できる程度には回復してきている。


僕は標準医療で命を救われている。なので、内海聡みたいな反医療デマをたたき売りしている陰謀論者は相当頭にくるのである。僕自身、医療知識などはネットで調べた程度の付け焼き刃なのだが、できるだけ正しい医療情報を世に広めようと思ってたまに思い出したように反医療批判をブログでエントリーにしている。統合失調症の世間的なイメージなども改善しようと思って、なるべく統合失調症の当事者だけど健全な情報を発信しようとしているが病んでるときは駄目である。


まー、一応、僕の場合、日々のルーチンをしっかりさせて、時間が過ぎるに任せて忘却してしまえば大概のストレスは大丈夫である。もー、病気関係の情報は関わりたくないのであるが、統合失調症のような慢性病の場合は、基本的に一生付き合う病気なので度々こういうエントリーも出てくるであろう。


御目汚し失礼しました。

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