またしても人生の悩み系。
この頃はわざと忙しくしているというのはあるかもしれない。朝4時に起きてジムでトレーニングをしてきて、会社に早く通勤して英語の勉強。帰りの車の中でも英語の音声を復唱しながら帰宅をして、家では帰ってきてすぐマインドフルネス瞑想をするようにしている。
字面だけみるとすごく意識高いやつのように思えるかも知れないが、僕はこんな感じで習慣を詰めていないと生きてる感覚がよくわかんなくなる。なので別にそれほどこれらの習慣を実行するのは辛いとは思ってない。まぁ、筋トレのために睡眠時間を削るのは悪手なので、週3回はトレーニングするようにしているけど、そのうち2回は月曜日と土曜日に配置をして、睡眠時間はなるべく6時間をキープしようとしている。
こうやって自分を鍛え抜いてスキルを伸ばそうとしているのだが、その結果、何が嬉しいのか?とかよく分からなくなってる。誰かに褒められたりとかマウントを取るためみたいな承認欲求的なものは、僕は心底くだらんと思っていて嫌悪している。こうやってブログで書いたりとかtwitterで報告したりするのは、ソーシャルからの視線を監視の目にすることで、自分のモチベーションが落ちることを避けるためだ。やっぱり誰かから見られているという感覚は習慣にしようとしていることの緊張感が高まるものなので、そういう風にSNSを使うのはありだろう。
今日は最近の悩みでも書いているか。ブログを私物化するけど、このブログは雑記ブログなので自分の悩み事を紙面で考えちゃうためにも使う。
なんか、前の方でも書いてるけど、何のために生きるのか理由を見失っている。生活自体は仕事をバリバリやるようにしていろんな習慣とかを詰め込んで忙しくすることで、気分的には充実しているんだけど、ふとした瞬間に「こんなことをして何になるんだろう」みたいな虚しさに襲われる。
自分が毎日書いているこのブログにしたって、統合失調症の陰性症状が強いときに、スモールステップでちょっとでもできることをトライするために始めた習慣だ。それが習慣化することでいろんな事が出来るようになってきたのだけど、結局、それにしたってネットの隅っこの方で自分だけがずっと空転し続けているだけで、無意味なことを書き続けているのではないかと思ってしまう。
僕がこういう感情を覚えたりしたのは、大学生のときにカウンセリングの勉強をしているときにも感じていたんだけど、僕は単純にメサイアコンプレックスに囚われて、自分の力で誰かを救えると思い込んでるだけだったのではないだろうか? 僕が大学生のときに心理カウンセリングの道を諦めたのは、自分が他人を救えるだとか思い込んでるのが、非常に誇大妄想的で、尊大でおこがましい事だと分かってしまったからである。
僕も、大学生ぐらいのときは福祉とかそういう方面を目指していて、それなりに困ってる人の役に立ちたいとかそういう気持ちもちゃんともっていた。だけど、大学3年ぐらいのときに、ヘルパーの実習をするために障がい者福祉施設に行って、実際に重度の身体障がい者の介護を一日手伝う実習をやってみた。そのときに本当に散々な結果しか出せなくて、担当の教官にも面倒を掛けた。そのときに、「僕は人を救えないな」と認識しちゃったんである。
そっから臨床心理学から認知心理学に専攻を変えて、いろいろとwebページのユーザインタフェースの実験をやったりして卒論を出して卒業はできたんだけど、今でもなんか、自分の存在で誰かの無意識に影響を及ぼすことを恐れているところがある。自分の存在で誰かのコンプレックスに干渉することは、僕が一生相手の責任を持つつもりじゃなければしてはいけないと思っていた。
人の無意識やコンプレックスに干渉するということは、下手をしたらその人のその後の人生を変えてしまうということだ。その人の命の重みとかを想像してしまって、とてもじゃないけど僕には引き受けることができない。心理カウンセリングというのは本当に恐ろしい仕事なのである。
ブログでも人生の考え方の話などを簡単にしているけど、あれはあくまでも自分の思考の整理のためにやってる。結局、それで誰かの悩みなどに干渉してしまうのではないかと考えると恐ろしくなる。結局、人の心を深く傷つけたこともあったのだろう。
最近は、自分の浅はかさに悩んで、日常でもふとした瞬間に思考の割り込みが入る。最初の頃は、胃の当たりがムカムカするような緊張感とか夜にずっと眠れなかったりするような自律神経系の緊張があったんだけど、忙しくして思考のリソースを悩み事から逃がすようにしてたら、気持ちは落ち着いてきた。でも、自分はなにもできないのだというイメージが強固で、睡眠薬を飲まずに寝ると、夜中に気持ちだけが緊張してしまって飛び起きたりする。
どうにも、無意識の動きが最近活発で、昔のイメージとかが急に飛び出すようになってきてしまってる。調子が悪いんだろうなーとは思うが、睡眠をしっかりと取るぐらいしか方法がない。