
精神論をやめて人生をログで運用する。
今日は、ちょっと自分の趣味の揺れ方と、そこから思いついた体調管理の仕組みについて考えていた。
まず結論から言うと、精神論で自分をコントロールするよりも、仕組みで管理した方がたぶんうまくいく。最近はその確信がますます強くなってきた。
昨日はというと、自分としては珍しく素直に絵の練習をしていた。「神とストゼロと女騎士」の主人公、リヴィアのイラストをちょこちょこ描いてみたりしていた感じだ。とりあえず下絵一枚描いたのでブログにも載せておくつもり。あとは相方の魔王カエザルも描いて、二人を並べて後ろはAIにリビングでも描かせて一枚絵にしてしまおうかなと思っている。
絵の勉強について最近思うのは、やっぱり入力だけじゃ足りないということ。資料を見るとか、上手い人の絵を見るとか、そういうインプットばかりやっていてもあまり意味がない。自分の想像でキャラクターを描いてみて、出力する練習をしないと上達しないなと改めて感じている。
……とはいえ、ここでいつもの自分の悪い癖が出てくる。
僕の趣味は、だいたい四半期ごとに変わる。ずっと絵を描いている時期があると思ったら、ある日いきなり小説を書き始めたり、プログラミングに戻ったりする。今回もちょっとその兆候が出てきていて、最近またプログラミングが面白そうに見えてきた。
きっかけは、ライフログの扱い方だった。
僕は普段、Obsidianにデイリーメモを書いて生活している。ブログもそうだし、日々の記録も全部そこに入れている。それを夜中の12時くらいにGitHub Actionsでバッチ処理して、AIに分析させたり、ラジオ用のテキストを作ったり、振り返りメールを生成したりしている。AI生成した振り返りの文章はiPhoneのショートカットで読み上げアプリに読ませて、プッシュ通知を出して朝の通勤時間に聞く。そんな仕組みで回している。
ただ、最近気づいた。このAIの分析、あまり役に立っていない。
ライフログを読ませて「体調を分析して」とか「改善点を出して」とか言っても、返ってくるのは大体それっぽい励ましの言葉だけ。ポジティブな文章は出てくるけど、行動改善に繋がるような具体性はほとんどない。
まあ当然といえば当然で、AIは基本的にデータを持っていない。ただ文章を読んで、それらしい言葉を確率で並べているだけだからだ。
だったらどうするか。ここで思いついたのが、「ライフログを数値化する」という方法だった。
デイリーメモをAIに読ませて、
・睡眠時間
・体調
・ポジティブ/ネガティブの数値
・活動量
・判断のエビデンス
みたいなものを抽出して、全部数値に変える。それをテキストやCSVに保存しておく。そして数日、数週間分のデータを使って相関分析をする。
例えば、
「睡眠が短い日には頭痛が出やすい」
「運動した翌日はメンタルが安定する」
「夜更かしすると翌日の集中力が落ちる」
そういう関係が、相関係数として見えるようになる。
これは僕の仕事柄の発想でもある。僕はCI/CDを扱うQAエンジニアなので、どうしても「パイプラインで管理する」という考え方になりがちだ。サーバー監視ならDatadogでメトリクスを集めてダッシュボードを作る。それと同じことを、自分の体でやればいい。
つまり、自分を一種のシステムとして監視する。体調、睡眠、メンタル、活動量。それらをログとして収集して、ダッシュボードで可視化する。
かなりとち狂った発想に見えるけど、僕にはむしろ自然に思える。人間の体は精神論よりも物理法則で動いている部分が大きいからだ。
実際、最近ずっと続いていた頭痛が、枕を少し高くしただけで落ち着いた。気合でも根性でもなく、ただの物理的な条件の問題だった。
こういう経験をすると、ますます思う。人間は「気持ち」で変わるんじゃなくて、「仕組み」で変わる。
だからAIに人生相談するよりも、ログを取って統計で分析した方がよほど実用的だ。AIにメンタル相談をしても、データがなければ返ってくるのはありきたりの励ましだけだから。
だったら、自分でデータを作る。ライフログを数値化して、相関を見て、改善の仮説を作る。それをまたログで検証する。
そんな体調管理システムを作ったら、かなり面白いんじゃないかと思っている。実益もあるし、純粋に開発としても楽しそうだ。
最近ブログのデザインも少し崩れてきているので、週末はその辺の修正も含めてちょっと開発をやってみようかなと思っている。まあ、とはいえ絵の練習も続けたい。リヴィアとカエザルの一枚絵も完成させたいしね。
絵を描きつつ、プログラムも触る。また僕のいつもの周期が回り始めている気がする。そんな感じの最近だ。