小説執筆の引き出しの数は増やしておくべきであろう。
はてさて、今日は日曜日であるな。今日はちょっと甥っ子が図画コンクールで賞をもらったという話で、外出していた。午前中に小説を書いていて一話書き終わったのでまたリンクを貼る。
お話的には次の章で完結だね。とりあえずここまでくる事ができたかという感じ。創作関係のスキルというのは作品を完成させないといつまでもレベルアップできないからね。ひとまずお話を終えることができそうだというのは安心感がある。あとはまぁ、後日談みたいな話であるのでサクサクっと仕上げて終わらせてしまおう。
小説執筆関係の話も最近よくするな。イヌガミギフテッドを書き終わったらどうしようか？というのは割とよく考えている。とりあえずは表紙絵と年賀状イラストを描くためにしばらくはイラスト描きの旅に出かけているものの、それが終わった後にどうするかということも考えておきたい。
というか、小説執筆をするならば次は何を書くか？というのをちょっと考えているのね。玲と真輝のお話については、ナナシノユウレイに関しては十年以上前に書いた作品であるけど、この子らの今後を書きたいなーというアイディアはずっと持っていたので、今回、イヌガミギフテッドを書くことで肩の荷が降りた思いである。しかし、この勢いで休みなくシリーズの続編を書き連ねていけるのかなというのは難しいだろう。
今回、イヌガミ〜を書いてみて思ったことは、ろくにインプットもせずに小説を書いたらえらい目を見るなということだった。玲と真輝にはキャラクターに思い入れがあるので、ガチンコの話に仕上げちまおうという意気込みがあったのだけど、どうにも僕に民俗学とか宗教学についての知識が中途半端で、精神世界の深掘りみたいなものができなかったなと思った。
どうも、小説を書くときはプロットの段階で細かく下調べをして、その時に舞台設定のことや使ってる小道具のことについてしっかりと明確化しておかないと深みのあるお話は書けないのだなと思った。しかしまぁ、プロットをあまり細かく作り過ぎてしまうとキャラクターが動かない。書きたいシーンなどのイメージはしっかりと膨らませておいた上で、展開については遊びを持たせておくプロットの粒度が僕は好みかな。
なんだろ、言語化してみると、自分のお話作りのための引き出しが想像しているよりも少なかったという風な感じか。物語で書きたいシュチュエーションとかは色々と思い浮かぶのであるけど、そこに至るまでのキャラクターの挙動についてしっかりとイメージをする事ができない。次にこのキャラクターがどんな風に考えて、どんな行動をするのかということについて想像力を膨らます事ができなかった。
最近、新書とか実用書とか自己啓発本ばかりを読んでいて、小説を読む頻度が減ってるんじゃないかな？ 物語を書くためには物語をたくさん読んでおく必要がある。これは良い作物を実らせるためには、土壌をよく耕しておいて堆肥をまいておく行動に似ている。ちゃんと物語のイメージが浮かばないのは、小説のインプット量が欠如してんだろうなーと思った。
まぁまぁまぁ、どうにもこうにもブログ上で小説執筆の弱音を書きすぎてる気もするので、これ以上愚痴ばっか書くのはおしまいにしとくか。なんかね、小説を書いてる時はもやんもやん悩みながら書いてるのよ僕は。一方、ブログの方は特に小難しいことを考えずに、思いついたことを全部書き出すようにしているから、小説執筆の時に頭を悩ましてる時にブログをを書くと弱音ばっかりを書いてしまうのである。ブログでは弱音を書いているもののそこまで深刻に悩んでるという訳でもないんですよ。「ち、めんどくせーなー」とか独り言を言いながらゲームをやってるようなもんですよ。小説を書くのは楽しいし、好きです。
なんかさ、僕は小説執筆を趣味にするならば、暇があるときはいつも小説を読んで引き出しを増やす努力はしとくべきだなーと思った。無名、有名関係なしに、暇があれば小説を読みまくる習慣を身につけるべきであるな。
読むべき小説に関しては、昔ながらの名著とか文豪の作品も読んでみるのも良いけど、Web小説の売れ筋の作品なんかも軽く目を通しておくのが良いかなと思った。僕が書きたいのはエンタメのキャラクター小説なのよ。ラノベかどうかは分からないけど、一般小説でもエンタメ寄りな娯楽作品を書いてみたいと思っているのである。今流行りのミームもうまく利用した上で、自分が書いていて楽しい作品を執筆していたいと思う人なのである。まぁ、インプットとアウトプットの両輪をしっかりと回して引き出しの数は増やしておくべきだな。
