File:甲子園決勝(光星学院 vs 日大三高) - Flickr - Kentaro Iemoto@Tokyo.jpg - Wikimedia Commons
今年も熱い闘いが繰り広げられています。
忘れられない名勝負、注目している出場校、母校を応援した思い出など、「高校野球」にまつわるエピソードを教えてください。皆さまのご応募、お待ちしております。
ちなみに出題者は、テレビ中継で応援のブラスバンドが「サウスポー」を演奏しているのを聴くと、夏が来たことを実感します。
今日はさ、甲子園で興南対智弁和歌山だったじゃん?6点取っておいて逆転負けってなんだよ。流れが途中までは興南だったのにホームラン二発うけて完全に流れ変わったな。非常に悔しい。オバァが激怒してたよ。
ちなみに沖縄県民にとって夏の甲子園はすっごいビッグイベントである。僕の家では親戚一同が集まってテレビの前でみんなで見るぞ?こういうTogetterがあった。
非常に沖縄あるあるなんだわ。国道は試合が始まるとあからさまに交通量が落ちる。沖縄企業は試合中は電話を取らない。甲子園で優勝するとサンエーやかねひでなどのスーパーでバーゲンが始まる。ラジオで滝さんがアジ飛ばす。2010年に興南高校が春夏連覇したじゃん?その時はまさしく「発狂」と呼べるぐらいの喜びようだったのよ。今回は一回戦負けだしな。みんな淡々としたもの。これが決勝まで進んで負けたら、怒り狂ったオバァやオジィたちが暴動起こすかもしれん。若者はそれほど熱くならないんだけど、年寄りはみんな甲子園大好きだな。「うりっ!いけいけいけ!ひやさっさーたいへんなってるさー!まけるよー、なんで応援しないねー!」とかこんな感じよ。
ノリ的には大阪における阪神的な扱いなんだろうか? なんかさ、沖縄は戦後アメリカの占領下に置かれてそれから本土復帰したじゃん?だから野球で日本に乗り込んで活躍するってのは大きな意味合いがあるらしいんだわ。沖縄が日本と対等に戦っているっていう姿にみんな興奮するから甲子園って沖縄では大イベントになっちゃうんだよね。
ガレッジセールのゴリが主演した映画で「沖縄を変えた男」というのがある。こういうものを作るぐらいに沖縄で甲子園は大きなイベント。
www.xn--r8j3b6hs70n7ou2plq4o.com
沖縄水産を2度の甲子園準優勝に導いた栽監督の半生を描いた映画である。沖縄ではこんな地味めな映画が大ヒットするぐらい栽監督というのは英雄視されている。
他に甲子園関係で何があるかなぁ。ビーチパーティでオリオンビール飲みながら甲子園観戦するのが最高にリッチな行為だとみなされているってのもあるあるかも。沖縄はさ、なにかあるとビーチパーティって行って海辺に行って宴会開くのよ。僕のブログでも過去にこんなエントリーを書いた。
甲子園観戦しているときはみんな昼間っから飲むね。前述したけど、甲子園が始まると親戚一同なんかがオジィの家なんかに集まるんだ。男勢は一番間でテレビを見て、女性陣は台所とテレビの前を行ったり来たりしながら点差が空いた時とかに料理を作る。結構、こういう文化をよく表しているのが「オジィ自慢のオリオンビール」じゃないかな?
オリオンビールは兎に角飲み口が軽い。僕はオリオンに慣れているからそれ以外のブランドは全部重くてそんなに飲めないんだよ。例外的なのはキリンの淡麗グリーンラベルかな?あれがオリオンビールには近い。でもビールは高いね。僕はそんなに金があるわけじゃないからアワー(泡盛)ばっかのんでる。今日は「多良川」飲みながら書いている。
今回、興南が負けたのは悔しいが、まぁこんなもんじゃないかな? もうちょっと勝ち残ると県民全体が盛り上がって面白い様子を観察することができるのだが、今年は淡々としたもの。車とかも普通だったさ。これが勝ち残って準決勝とかなると本当に沖縄全体の機能が停止するんだ。こういう時に国道とかに出ると人がいなくて面白いよ。