ブログの書き方のスタイルを変えた方が良いかもね。
ブログを書くことについてブログで書きすぎると馬鹿みたいに見える。これは度々言及してきた。とはいえ、僕も大概ブログ論大好き人間なので、ブログでブログを書くことについて書くのは大好きなのである。僕がだれか新しく読者になるブログを読み始める時に、最初に気になるのはブログ論だし、ブログ論を読んで共感して読者になる事も多い。
ブログを書いていて書き方をどうしようと悩むのはブロガー全般でよくある悩みだし、それに回答を出すのは有益な事ではあるまいか？とは思うんだけど、あまりにも多くの人がやりすぎて手垢に塗れた方法であるし、それらのやり方は自分で見つけて習得してなんぼのもんであるし、そういうノウハウばっかりを集めている奴はかえって身動きが取れないもんだ。
僕の哲学の一つであるが、「ドラマツルギーばかりを語りすぎるワナビはろくなものが書けない」。こりゃ、わりと人生全般で使える箴言で、何かに習熟している人は無駄な能書きを垂れないというのが印象としてある。というか、能書きを垂れるやつは人を騙して金を取ろうというやつが多すぎなのである。本人がたいしてそのやり方をマスターしてないのに、それで金を取ろうというのは詐欺師のムーブであると僕は思う。
こんなんただの僕の印象論なんですけどね。世の中には素晴らしい技術を持ちつつも、それを人に教えるのが大好きな人もいるかもしれない。しっかしまぁ、金の匂いがする所にはわらわらと人が集まって来て、通った後にはぺんぺん草も生えない様な世の中であるし、そういう貴重な情報は無暗に人に教えないというのは常識である。処世術として、簡単にこの方法で儲かるという謳い文句とか、相手から持ち込まれる儲け話というのは、１００％こちらの懐を狙ってきた詐欺である事は覚えておこう。無料の情報だから大丈夫だと思っているかもしれないが、そういうのは時間とか労働力とか別種のリソースを奪うための詐術の技法であり、こういうのと関わらない事それ自体が豊かな人生を送るコツである。
今回は、僕自身のブログの書き方をちょっと見直そうという話であるが、脱線して随分と遠くへ来たもんだ。自分自身がブログノウハウを語りすぎの傾向があるから同族嫌悪みたいなものである。まぁ、僕のブログは単に無駄話を書くのが好きなオッサンがだらだらとどうでも良い話を書いている程度だし、時間を取られると言っても読むのに３分程度あれば十分な分量であろう。
なんかね、毎日２０００字で書いているけど、もうちょっと深い内容だったり、情報量を多く含んだテキストを書けないかと悩んでる。このブログで毎日書いている２０００字のテキストは、どっちかというとメモ書きに近く、このブログで書いた内容の中でもっと深く突っ込んで語りたい内容なんかを書くテキストが必要ではないかと思ったのである。
最近、noteに浮気などしてたけど、それもこの目的である。このブログでは雑記ブログなのをいいことに適当になんでも書きすぎてしまったので、後から読んでみても何のブログなのかさっぱり分からない状態になっている。記事を読むんであれば一つのジャンルに特化していた方がまとまった情報を手に入れることができるので、読者はそっちが便利であろう。noteでやろうとしていた事は、知的生産とか問題解決の分野の情報を自分なりにまとめて、その情報の特化ブログの様に使えないか？と思っていたのである。
僕の知的生産のシステムの最終集積地はkindle本のセルフパブリッシングでもして、そちらで内容のまとまった長文をまとめておこうと考えていたのである。はてなブログでは毎日の思い付きのテキストを毎日２０００字ほど書いておいて、noteなどの他の場所にそれぞれ特化した内容の情報をまとめる。それである程度分量が貯まってきたら、kindle本にして出版してしまうなどそういう計画をしていた。
だが、問題点が一つあって、僕はこのブログでは２０００字で書くことを習慣としているのだけど、これ以上の長さの長文を書くことに難儀するようになってしまってるのである。自分が２０００字でブログを書いている理由は、２０００字程度だったら考えなくても書けるという事なんだけど、こうやって楽に書くことに慣れすぎて気合いを入れて長文を書くことが難しくなっている。
今、小説も書いているのだけど、こっちの方も苦労はしているが、これが終わったらなんぞ５万字程度のkindle本にするための文章も書いてみてはどうだろうか？とも思う。そういう事をするならば、体系づけた長文を書くための準備運動もしなければならないはずで、最初に書くべき事を見出しなどで整理して肉付けする方法に自分の書き方もシフトした方がいいかもしれない。
ともあれ、毎日更新で書くことに慣れたことは良いんだけど、もうちょっと生産性を高めたり質の高いアウトプットのやり方も身につけなければならぬだろう。日曜日とか暇があるときに様子を見ながら項目立てた長文を書いてみたりして発表してもいいかもしれない。
