超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。

わりかし、クラッシック鑑賞も好きなのである。

クラッシックが好きである。

わりかし、クラッシック鑑賞も好きなのである。


日曜日。やりたいことは色々とあったけど、今日はリスケをしてスケジュールを空けて「純度100%の休日」をやっていた。


朝もダラダラと8時ごろまで寝て、そこから起きて今日はサウナに行ってきた。サウナの休憩室ではマーラー交響曲5番を聴いていた。


マーラーの5番と言うと「ベニスで死す」で使われている「アダージェット」なのであるが、そういえば楽曲全体をちゃんと聴いたことがなかったなと思った。交響曲は全体をちゃんと聞こうと思うと1時間ぐらいは集中して時間を作らないといけない。今日は時間があったのでクラッシックを聴いてたのである。


どうもマーラーと言う作曲家は性格が暗いんだろうな。交響曲の5番全体が人生の不安をテーマにしたような曲なのであるが、ひとまずアダージェットで結論が出た後の最終楽章でも、悩みを未だに引きずってる感じで結末まで煮え切らない感じのニュアンスなんだなーと思った。


しかしまぁ、僕はそういうタイプの作曲家が好みなのかもしれない。フォーレラフマニノフシベリウスとかその辺りのなんとなく人生がうまくいかなくて陰がある感じの作曲家を好む。どうにもこうにも中年ぐらいになってきてから人生の悩みがテーマの作曲家の曲が好きになってしまった。今聴いてるのはラフマニノフのピアノの2番だけど、僕の性格的にはこの辺りの作曲家である。


まぁ、悩みの多いおっさんなのである。どうにもこうにも人生がクソゲーなもんで、そう言うダルトーンな感じの楽曲とかが、思考のリズムと合うんだよね。20代の頃はチャイコフスキーとかワーグナーみたいな派手な曲が好きだったんだけど、どうも気分のムード的にそんな曲を聴くのが煩わしくなってしまった。


僕はクラッシックを聴きはするが、感性だけで聴いてる感じで理論は全く知らん。クラッシックという音楽の楽しみ方は、情報を食うようなもんなんだと思う。最近はChatGPT君がいるからその交響曲の歴史的背景とか楽曲解釈を尋ねるとちゃんと答えてくれる。昔と比べると圧倒的にクラッシック鑑賞も楽になっている。


昔だと、こういうのはわざわざクラッシックの専門書を図書館から借りてきて楽曲解釈を読みながら聴くとかそんな感じである。しかも、曲もわざわざCDを探さねばならず、金がないからオーケストラ楽団別の聞き分けとか全然できなかったんだよね。


最近は僕はクラッシックを聴くのにはapple music classicを使ってる。曲を聴くだけならspotifyとかでもできるんだけど、音質が圧倒的に違うんだよね。しかも最近はAirpod Proを買ったので、空間オーディオを使うことができる。ハイレゾでホールの空間の広がりを出せる感じになっており、これはすごく感動した。


最近は朝の会社に出勤する時はクラッシックを聴きながら出社してたりする。apple music classicでは時代ごとの検索とかできるので、気分により管弦楽とかバロックを聴いてたりとかする。


クラッシック鑑賞は沼である。こだわり始めると無限に時間と金を吸われ、しかも意識を高ぶらせてめんどくさい性格になるというおまけ付きである。別にいいんだけどさ。僕は音楽が好きだから、米津玄師とかtuki.ちゃんみたいな最近のポップスも聞くよ。


僕がクラッシックを聴き始めたのは、小学生の頃からである。ゲームが好きでゲーム音楽ばかりを聴いていたら、クラッシック音楽がゲーム音楽と近いなと感じて聴き始めた。NHKのラジオのクラッシック番組をテープに録音して聴いていた。


この頃は「モルダウ」「シシリエンヌ」とかその辺りが好きで繰り返し聴いていた。テレビでもNHKで子供向けのクラッシック布教番組みたいなものがあり、トルコ行進曲とかバッハベルのカノンは無限に聴いた。一瞬、ピアノやろうかなーと考えて安いエレクトーンを買ってきて練習してたけど、難しすぎてすぐ飽きた。


多分、僕の音楽の好みは意味不明だと思う。今日はこうやってクラッシックの話を書いたけど、これ以外にもアニソンとか東方原曲とかアレンジのような同人音楽も好んで聞く。基本的に仕事以外の時間は常に音楽かポッドキャストを聴いており、最近はAirPodの最高機種を買ったけど、いい買い物だったなと思う。


spotifyとかapple musicのような音楽配信サブスクができたからいい時代だよなと思う。昔はこういうのはTUTAYAからCD借りてきてMDにコピーとかして聴いてたけど、全然聞ける曲のバリエーションが少なかった。最近のサブスクだとほとんど全ての種類の楽曲を聞けるし、apple music classicのようなクラッシック専門のサブスクもある。


「no music, no life」とはいうが、僕の場合も案外当てはまるかもしれない。最近はサブスクもあるし、ChatGPTでクラッシックの解釈を議論できたりもするし、圧倒的に音楽を楽しめる環境が進化してるんだよね。ここんところで「来てるな、未来!」と思うんである。

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