
Googleアドセンスを外して投げ銭一本でやっていきます。
はい、おはようございます。今日も雨だ。今週いっぱい、沖縄はずっとこんな天気らしい。ラジオでは「ようやく涼しくなってきましたね」と言っていたけど、実際にはまだ28度前後。半袖じゃないと暑いし、クーラーもつけっぱなしだ。とはいえ、真夏のような刺す暑さは和らいできて、ようやく季節が動き出した感じがある。
さて、今日はブログ運営の話をしようと思う。先日から設置している投げ銭サービス「OFUSE」で、いくつか支援をいただいた。温かいメッセージまで添えてもらえて、本当に励みになる。これをきっかけに、ブログの運営方針を少し変えようと思っている。これまでGoogleアドセンスを中心にしてきたけれど、これからは投げ銭中心の「ファンベース運営」に切り替えていこうと考えている。
アドセンスの広告収入は、PVの減少とともにどんどん下がってきている。それにスマホで自分のブログを見るたびに表示される広告の質がひどい。芸能人ゴシップ、クリック詐欺まがいのボタン広告、まるで自分の文章がノイズの中に埋もれているようで、嫌気がさしていた。
もともと、ブログをやる目的は「自分の考えを整理し、人とつながる」ことであって、広告を見せることじゃない。だからもう、思い切って広告を全部外すつもりでいる。
もちろん、広告を外せばPVによる収益はなくなる。だが、そもそもPV至上主義に価値を感じなくなってきた。アクセス数を稼ぐために露悪的なタイトルや刺激的な内容を書くのは、自分の文章の方向性と真逆だ。
投げ銭モデルなら、好きなことを書いて、それを本気で読んでくれる人が応援してくれる。お金を稼ぐというより、「ありがとう」の延長線上に金銭がある。その関係の方が、長く、健全に続けられると思っている。
じゃあどんな記事が求められているのか? 自分でも正直、まだ完全には掴めていない。ただ、創作の話やメンタルケアの考察は反応が良い。逆に、社会や政治、思想的な話題はブログでは扱わず、今後はニュースレター側にまとめようと考えている。そちらでは、世界の動きを見ながら、自分の視点で分析や意見を書く。読者がより深く思考できる場所にしたい。
よく言われるが、今の時代に注目を集めようと思うなら、YouTubeやTikTokのような動画メディアに進出するのが早い。でも、自分には向いていない。どう考えても自分の強みは「長文を書くこと」だ。
長い文章を書くことが苦にならない人間は少ない。それを読んで喜んでくれる人がいるなら、それだけで成立する。言葉を積み上げていくことが、自分にとって一番自然な表現の形だ。
とはいえ、「投げ銭ください」と言うのはまだ少し恥ずかしい。お金を直接求める行為には抵抗がある。でも、広告よりも誠実だと思う。広告は誰に向けて発信しているのか曖昧だけど、投げ銭は明確に「読者ひとりひとり」に向かっている。自分の文章が誰かの時間や感情に少しでも寄り添えた結果として支援をもらえるなら、それは立派な価値交換だ。
2006年にブログを始めて、もうすぐ20年になる。毎日更新を続ける中で、たくさんの人と出会い、考え方も変わってきた。ときには孤独を感じる日もあったけど、文章を書くことで自分の居場所を作ってきたように思う。これからも、広告ではなく、人と人との関係で成り立つ場所にしたい。
長文でも、濃い読者と対話する形で、じっくりと続けていければそれでいい。ブログは生活の記録であり、思考の蓄積であり、そして人との繋がりを生む装置だ。
自分が書いてることで、誰かの心に寄り添えたりとか、力付けることができたらいいかなと思う。自分自身、誰かの言葉で救われることもあるし、世界はそうして回るのだろう。
そんなわけで、これからは広告を外して、読者との関係を中心にした運営を進めていく。これまで読んでくれた人も、これから出会う人も、どうぞよろしくお願いします。
P.S. noteもぶん投げた。