
ちょっと今週末は完全にOFFにする。
さて、今日は休日。久々に早起きして、朝6時にはもう目が覚めていた。これからカフェでも行って、静かに読書でもしようかと思っている。
最近、小説の執筆に本気を出しすぎて、ちょっと神経が焼き切れそうになっていた。燃え上がるように創作に没頭するのはいいんだけど、その後に必ずやってくる反動がキツい。だから今日は、意識して「何もしない日」にしてみようと思ってる。
午前中にブログとニュースレターを書き上げて、午後は所用で少し外出。夜は別件があるので、創作は完全にお休み。こういう「中休み」を意識して入れるようにしてるのは、過去に何度か燃え尽きてしまった経験があるからだ。
明日も個人系書店に「オンミョウデザイア」のサンプル本を回収しにいくこと以外は何も予定がない。少し、サウナに行ってこようと思う。意識的に神経を緩めないと今は危ない。
創作で盛り上がっているとき、自分はいつも全力全開で突っ走ってしまう。まるで自分が天才だと錯覚して、ひたすら書き続ける。でも、それも一定期間を過ぎると、途端にエネルギーが枯渇して、うつのような状態に落ちていく。あれは本当にしんどい。
だから今回は、そうなる前に自分を止める。明日はサウナでも行って、少し体と心をほぐしてこようかなと考えている。
持続可能な創作って、実はものすごく難しい。気がついたらフルスロットルで突っ走って、そして燃え尽きる。そんなやり方は、もう卒業しなきゃいけない。特に「やらされ感」が出てきたときは要注意で、あの違和感を無視して続けると、創作そのものが嫌になってしまう。
そのことに気づいたのも、やっぱり年の功というか、経験の積み重ねなんだと思う。今まで何度も「これはダメだな」ってパターンを踏んできたから、ようやくわかるようになってきた。
それに、長編小説を書くっていうのは、まさにマラソン。短距離走の勢いだけでは絶対に走り切れない。途中で必ず中だるみがやってくるし、そこをどう乗り越えるかがカギになる。
だからこそ、今週末はあえてペースダウンして、しっかり充電する。筋肉ライターマツモトの作品も少し整理して、カクヨムに投稿してみようと思ってる。ついでに、他の人の作品も読んでみようかと。
ただ、どこから読めばいいのか悩むところ。正直、素人の作品の中から本当に面白いものを見つけるのは至難の業。だけど、諦めずに「スコッパー」やってれば、たまには宝物みたいな作品に出会えるかもしれない。
最近思うのは、自分の「目標」になるような作家を探したいってこと。カクヨムの中にそういう人がいるかはわからないけど、過去の文豪たちの中に、自分の理想像を探すのもアリなんじゃないかと思ってる。たとえば村上春樹とか夏目漱石。彼らの持つ思想性や空気感に、強く惹かれるものがある。
いずれにせよ、今は少しスピードを落とす時期。全力で走って、神経がピリピリして「あ、これはヤバいぞ」と感じるレベルに達してしまった。自分には持病もあるし、あまりにもドーパミンに身を任せすぎると、現実と妄想の境界が曖昧になる。あっち側に引き込まれそうになる感覚があって、それは本当に危ない。
同じような症状を持ちながら創作を続けている人たちもたくさんいるけど、そういう人ほど、無理しすぎないでほしい。創作の世界に深く潜りすぎると、現実がどこにあるのかわからなくなってしまう瞬間がある。それを回避するには、やっぱり適度な「引き算」が必要なんだと思う。