このコロナ騒ぎで得られた意外な知見について。
今日は時事関係の事を書いておこう。どうやら緊急事態宣言は沖縄は14日で解除らしい。
冒頭、安倍総理大臣は、緊急事態宣言について、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏と、関西の大阪、京都、兵庫、それに北海道の合わせて８都道府県を除く39の県で解除することを正式に表明しました。
緊急事態宣言は解除されたが、沖縄ではGWに8500人ほど観光客が来てたらしいので、その中から感染者が居たとしたらこれから症状が発症する頃合いであろう。宣言が解除されたことで人々の動きも活発化するはずであり、これからまた第二波が発生する恐れもある。警戒は解くべきではないだろうな。とはいえ、緊急事態宣言が解けた事で色んな店などはまたオープンし始めるはずであり、街もそれなりに元の風景に戻ってくるだろう。
僕もまぁ、そろそろこの自粛生活も飽きてきたので、なんとかどこかに行ける様にならないかな？と思い始めていた頃なのだ。これからなら休日に沖縄本島北部の名護あたりとかにドライブに行くこともできるだろう。無論、マスクなどはして密は避けるようにするけど、遠出ができるようになるのはありがたい。せっかく嫁さんがいるのに家の中で本読んだりネットをしたりしてるばっかで外食とか遊びに行ったりとか出来なかったからね。
できるならば二人でカラオケ行ったりとかネカフェのカップル席で漫画を読んだりとかしたいものだと思ってたのだけど、このコロナ騒ぎである。しばらく自宅軟禁状態でおうち生活も慣れちゃいましたよ。5月は計画休業でほとんど休みばっかという状態なので、この間にやらないといけない家の仕事とかは全部済ませてしまおう。
だが、このコロナ騒ぎで、恐ろしいのは感染病そのものよりも不景気である。
ウチの会社も業績ががくんと落ちてるって事で、毎日、上層部が顔つき合わせて会議してましたよ。twitterなんぞを眺めていても耐えられずに廃業したって話が漏れ聞こえてくるので、今年と来年ぐらいはとてつもない不景気で、新卒の求人なんかも氷河期の再来みたいな情勢になってるでしょう。
まぁ、僕は新卒の時に就職活動してたときはモロに就職氷河期だったので、わりあい地獄を見てましたね。エントリーシートをいくら送っても一次選考すら通らずに面接すらたどり着けない。結局、大手は諦めて中小企業のSEもどきのwebプログラマで滑り込んだ感じでしたよ。というか、我々ロスジェネ世代は、物心ついたときからずっと不景気の状態でしたね。子供の頃がギリバブルの残り香が残ってた気がしますけど、ほとんど社会の情勢はずっと不景気の中で働きながら生きています。最近、アベノミクスバブルでかろうじて上向いてきたか？って感じでしたけど、消費税増税で潰されてコロナでトドメですね。おそらく来年の東京オリンピックの後はオーバーキルになってると思います。
しかし、なんか、この記事を見ていると幸せって経済で分かることではないなとも思う。
警察庁がウェブサイトで公開した2020年4月の自殺者数は1455人で、2019年4月の1814人から19.8%減。同庁などによるまとめによると、少なくとも2015年以降、4月の自殺者数としては最も少なかった。
4月は新型コロナウイルス感染拡大による一斉休校や在宅勤務が広く行われていただけに、Twitterでは「職場と学校には20%も自殺に追い込む何かがあるってこと」という声も多数上がっている。
なんか、この結果はようするに会社や学校をリモートワークや休校にしたら自殺に追い込まれる人が一気に減ったということである。この結果を見ていると我々日本人は何に苦しめられて、なんで頑張ってるのか分からなくなる。
なんとなく、こうやって自殺者が急減した意味というか、その感覚も分からなくもないのよ。毎日出勤のために５時頃起きて１時間も車を運転して会社に行くのは相当なストレスなのよ。沖縄は車社会だからこの程度で済んでいるけど、東京などの満員電車に寿司詰めにされて嫌々ストレスフルに職場に行かないといけないというのはとてつもない事なのであろう。しかもこれで嫌な上司に散々イビられながら勤め続けると自殺したくなるかもしれない。僕もブラックで鬱になるまで使い潰されたから感覚が分かる。
なーんか、このコロナ騒ぎでリモートとかネットでの授業とか本格的に広がり始めると、恒久的に自殺者減らすことできるかもしれないぞ？ 今までこんな社会実験みたいな事、絶対に出来なかったけど意外な作用を発見した気持ちである。まぁ、実際はとてつもない不景気に突入して失業者続出してまた増加していくんだろうなーと思うけど。
あっさりと言ったけど非正規の僕は他人事じゃないな。なんとかこのコロナ不況を乗り切るためにあらゆる手を尽くさねば。
