児童虐待を社会からなくすのは急務だと思われ。
最近、とんでもない事件が起きてるじゃないですか? 千葉の児童虐待死事件である。
朝にニュースなどを見ながら仕事の準備をしてるのだけど、それで漏れ聞こえてくる事柄だけで、とんでもない事が行われていたことがわかる。虐待に耐えかねて被害者の子が学校にヘルプを出してたのに、加害者の父親に無理矢理書かされた「虐待は嘘」の言葉で無理矢理父親のところに引き戻されて、結局殺されてしまってる。
せっかく児童相談所などが介入してきて救われたと思ったところで、それも空しく暴力親のところに引き戻されて殺される。この子の絶望を想像するだけで、むなしさと怒りが抑えられないのである。教員の友人とも話していたが、この父親は法律の使い方を知っててそれを悪用している。実際、このような事をされると現場では抵抗しにくいとのことだ。なので児童相談所には弁護士なども加わってるらしい。
児童相談所は何をしていた!?と思ってるのは自分だけでなく世間的にもおんなじ意見のようだが、今日、このような増田を見かけた。
児童相談所の内部関係者と思われる増田の内部事情を語る文章だ。もう、児童相談所というのは完全に回らない過密状態で動いているようだ。1人で100人分のケースを抱えていたりなどして職員も個別の事案まで手が回らないような状態らしい。
それと対比するように、落語家の立川志らくがこのような事を言ってる。
何を馬鹿なことを言ってんだ?って感じなんだけど、日本の一定の層の人間はこういう考え方をするかもしれないなと思った。
例えばワタミの渡辺美紀社長なんかは、社員を過労死させておいてそれを美談にして利用しようとしてた。このように根性論で過労も乗り越えられると思っている層が、経営者などの一定の層にはいるだろなと思われるのだ。電通などで過労死が起こったりするような事態ってのは、日本社会の労働システムの欠陥をはっきりと示している。特に、児童相談所のこの現状を鑑みるに一番必要なのは児童福祉への公的資金注入であって、児童相談所へのパッシングやましてや根性論じゃない。
この事件も、無理矢理過密スケジュールで過労死させるまで少ないリソースで働かせようとする日本社会のゆがみの一つだよ。児童福祉の充実が急務だと思われる。
今日の徒然
昨日紹介した(こちら)ポモドーロテクニックで仕事捗りまくりである。やっぱ、あんまサボらず仕事に集中すると気分が良いね。それでも休み時間にはネットをうろちょろしてたりするので、それなりに情報収集もしているのである。
1日24時間で8時間は仕事をしているのだけど、その時間のクオリティを上げるとそのほかの生活のクオリティまで上がっていく。やっぱ、生活の中で幸せになるためのメンタルセットというと、「どんなことでも手を抜かない」の一択に尽きるかと。仕事するときも全力で遊んで、遊ぶときも全力で遊ぶ、眠るときも徹底的に眠る。物事に対する本気の心構えさえあれば、どんな不幸が訪れようが百戦危うからずであろう。
さて、今日はどんなことがあったかしらん? ちょっと今日のツイートでも覗いてみよう。
大人になってからの学びは楽しいよね。世界が整理されていく感覚がある。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) February 7, 2019
哲学に限らず、心理学や歴史なんかも学んでいきたいんだけどね。
このツイートは下記のサイトを見てからの感想。
哲学者の國分功一郎氏のブログで、スピノザの思想体系を学ぶ書物60選が紹介されておったのだ。いやー、実は僕はスピノザ書いた哲学書「エチカ」が大好きなのよ。最近は國分功一郎氏が100分de名著でエチカを紹介していたのをまとめた書籍も出ている。これも積ん読になってるのでいずれ読もう。
スピノザ『エチカ』 2018年12月 (100分 de 名著)
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/11/24
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まーでも、読者諸氏の中に実際にエチカを読んだ人がおるかどうかはわからんが、あれは異様なほど難解な構成になってるのよ。ゲームブックっぽい感じというか、「第2章第○○節で述べたことと併せて真である」みたいな感じで細かい証明事項を併設して並べて、いろんなところを読み返しながらじゃないと理解できない本なのよ。でも、あれは中世ヨーロッパで神学バリバリの頃でありながら汎神論を証明しちゃったという西洋哲学の真理を辿るには必要な本なのよね。
今読んでいる本は「武器になる哲学」(山口周著)なので読み終わったら感想をまとめようと思う。明日は多分、その感想かなー? これが読み終わったら「本はどう読むか」(清水幾太郎著)をよんで、情報の集め方、まとめかたを勉強しようと思う。
武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 単行本
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