小説の質を高めるためには逆に考えずに書いたほうが良いのかもしれない。
僕は毎日のルーチンで20時半から22時に掛けてブログを書き、23時半に公開する。大抵ブログネタはその日気になったwebニュースやら昼間にしたツイートだ。書くべきことはそこまで深く考えない。大体一日2000字程度思いついたことをばばーっと書いてるだけ。
元々、このブログは文章を上手くなりたいみたいな思惑で毎日更新をしているのだけど、毎日ただひたすら書いても文章上手くはならんなーと思う。僕のブログの書き方はテンション駆動形というか、その場のノリでジャズセッションの様に思いついた事を書いているだけだ。元々、小説を上手く書きたい為の文章修行でブログの毎日更新をやってるのは今までも何度か書いてるな。
小説の方の書き方はブログの書き方と全く違うのよ。丹念に丹念に文章の構成とかプロットを何度も練り直して書くので一本が完成するのは1年ぐらい掛かる。こっちの方は異常な遅筆で作品が量産できなくて困ったもんだと思ってる。ちなみにこういう作品を書いている。
東方の二次創作を一つ書くのに本当に一年以上掛けるから自分でもアホじゃないか?とは何度も思う。だけどまぁ、僕が小説を書く時間というのは土日の休日しか捻出できないので必然的にそれぐらいの期間が掛かる。
なーんかね、なんかね、どうせ書くんだったらオリジナルで10万字ぐらいの小説でも書いてどっかの出版社の新人賞あたりに放り込んだ方が良いんじゃないか?とは何度も考えていることなのよ。昔はそういう小説ワナビだったんだけど小説を上手くなるために文豪の作品とか勉強のために幾つも読んで「あ、この人達ほど上手く書いたり量産するのは才能ないし無理だ」と思って、二次創作であっても自分が書きたい話だけを書く方針に切り替えている。
でも、なんか作品を書くんであれば自分の作品の価値を評価されるか挑戦できるところに投稿してみたいよなーとは思ってるんだけど、遅筆なので作品が量産できない。書きたいプロットとかはどんどん溜まっていくし、ネタは放置すると腐り始める。なんとか小説も量産できる執筆スタイルに切り替えにゃならんなとは常々思ってるのよ。
なんか、ブログを書く時間をなんとか短縮して小説執筆に時間を振り向けたいなと計画しているけど、既に頓挫ぎみだよな。
んー、まぁ今年のブログの目標ですよ。スマホの音声入力などを駆使して、30分ぐらいでサクッと一日のエントリーを仕上げてしまって、残る1時間を毎日創作の時間にあてられないかな?と考えている。うちの子たちの作品の続編とかちゃんと書かないとアイディアばっか死蔵しちゃってもったいないことこの上ない。
うちの嫁さんもpixivの百合文芸コンテンツに今回作品を出品しているんですね。おもしろい。
我々、ヲタの夫婦ゆえ、二人共イラストを描くし小説も書く。ただ、嫁さんの創作のスピードとか半端ないんですね。この作品も数日ぐらいで仕上げちゃったんですよ。絵を描くのも早いんです、僕はイラスト一枚仕上げるのに1週間は掛かる。嫁さんは数時間でフルデジタルのカラーイラスト仕上げますね。なんせ、毎日のブログのキャプションはその場で5分ぐらいでぱぱっと描いてしまう。僕は普段は簡単なイラストも描けないですよ。
集中力が違うんだろうなとおもう。嫁さんは何か書きたいパッションが盛り上がってきたらトイレに行くのも忘れてダダーっと仕上げる。僕の場合は、最初で書きたい像とかは見えてなくて、ひたすら資料を集めてロジックを組み上げた上で満足できる設計図が出来た辺りでようやく作業に着手する。僕がプロになれないなと思った理由もこれなんですけど、僕の場合、小説もひたすらドラマツルギーとかそういうのを収集してガチガチに構造を固めないと始められないんですよ。だから、期限があるコンクールとかほとんど間に合わないんです。
読書猿さんがこういうエントリーを書いていたな。
ほんとねー、うまいものを書こうとすると却って凡庸な作品しかできないのはなんとなく分かる。そういうメンタルブロックを打ち壊すためにはどうすれば良いのか未だによくわからん。なんか、ブログにしてもそうなんだけどあんま深いことを考えずに適当にぽぽぽぽーんと書いた奴の方がバズったりするんですよ。ブログでは出来るのに小説では出来ないのよ。何なのか理由を考えているんだけどやっぱ見栄があるんだろうなーと思う。僕の場合は作品を書くにしてもルーチンで毎日決まった時間で決まった量を書くとかしたほうが良いんだろうな。ほんと、小説も手なりで一日2000字ばかり殴り書いて量産したほうが良いのかねぇ。