超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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今でもブログを続けている奴は止め時を見失っているんでしょうね。

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うーん、どうしても気になるから紹介だけはしておこう。


p-shirokuma.hatenadiary.com


p-shirokuma.hatenadiary.com


シロクマ先生がえらく良いこと書いてたからなんぞ言及したいのだが、そこそこ書きたいことは全部書かれているし、無理にツッコむような内容じゃない。


というか、このエントリーで嬉しかったのは、シロクマ先生のこのエントリーに呼応するようにはてなブログでぼちぼち「ブログを長年書くことについて」の波紋のような言及エントリーがあったことだ。狼の遠吠えの様に合図を出し合っているのを見ると、比較的小規模なバズながらはてな村の面々は死んでいないことが確認できた。だから僕もなんか書く。


最近の僕は雑記ブロガーとして活動しているので分かりにくいだろうが、本籍地ははてな村である。最近ははてなの古参から互助会と糾弾されている様なコミュニティで活動しているので、衒学的でアグレッシブなはてな村らしいブログからは足が遠のいていた。本来の僕は、手斧の投げ合いをして常に血なまぐさい喧嘩をしているはてな村の片隅で一人ぽつんと草庵に暮らしている変人である。


シロクマ先生に言及されている「散るログ」のチルド氏ってのは、辞める辞める詐欺での炎上商法を繰り返していたので一部のユーザーから蛇蝎のごとく嫌われている。僕もその頃にチルド氏を知ってヲチ目的で読者登録してたんだけど、チルド氏のブログって内容が面白いから定期的に読むようになっていた。チルド氏は普段はマネタイズがどうこうみたいな主張をするんだけど、たまに随分と素朴で味わいがある文章を書くのだ。地としての文章力が高い人なのである。


まぁ、シロクマ先生のエントリーをなぞる感じなんだけど、現在の時点ではてなブログに残って熱心にエントリーを上げ続けるブロガーってのは商売人としては三流以下だろう。商売には流れってものがあるんだけど、一時のはてなブログでは「稼げないブログは存在価値がない」ぐらいまでの主張をするブログが溢れていた。そして、実際にそう言っている一部はブログで稼げていたのだろう。どういう仕組かというと、ゴールドラッシュにおける一番利益が高い商売は「スコップとジーンズ」を売ることである。あの頃は「ブログで誰でも簡単に不労所得」みたいな煽り文を書いておけば誰でも稼げた。


現在、ブログブームは去った。そういう山師たちがどこに行ったかというと、仮想通貨辺りでよろしくやっているようだ。イケダハヤト尊師辺りを定点観測しておけば今、ネット上でどんな商売が流行っているのかよく分かる。イケハヤは書いている文章の品位や質は兎も角、商売人としての嗅覚は超一流である。それだけはプロブロガー嫌いの僕も認めている。まったくネット上の活動のみで金を稼いで、小さいながらもビジネスを立ち上げて、それを数年間に渡って不渡りを出さずに維持していけているのである。イケハヤの中小企業経営者としての腕は渋々ながらも認めざるをえない。


イケハヤは最近、仮想通貨で周りを煽りまくっている。所有している仮想通貨の資産が億を超えているって噂も聞いた。あれは株式で言う所の風説の流布で仮想通貨の価値を高騰させて儲けようとしているんでしょうな。一部の仮想通貨取引サービスはアフィリエイトもやっているみたいだね。イケハヤと仮想通貨というとvalueって今どうなってるんだろ? ユーチューバのヒカルで大炎上してそれから噂を聞かなくなった。一時期、麻生副大臣まで言及するほどだったけど、多分、よっぽど危ない経営のしかたをしてたんじゃないかな。


まぁ、ブログでマネタイズみたいな主張は時代遅れな訳ですよ。もっと沢山の人の射幸心を煽ってじゃぶじゃぶ金を搾り取れる仮想通貨が出てきているのに、こつこつ毎日更新したらいつかは稼げるかもねみたいなブログを今更、商材として選ぶ理由はない。今でもブログを書き続けている人たちは別の理由で書いている可能性が高い。


シロクマ先生は主に承認欲求を論ずる人なのでそれを理由に挙げている。まぁそれも大きな欲求の一つでしょうね。だけどブログで大きく承認欲求を満たすほどのアテンション集められる人って極僅かだよ。どう考えてもTwitterInstagramなどの他のSNSを使ったほうが効率的に承認欲求を満たせる。ブログを書くのは他の理由があるのだ。


僕がブログを続ける理由ってのは、ブログを書くのが習慣だからという以外あんまりないんだよね。どうも、サンクコストってのは予想以上に大きな理由の一つな気がする。


ブログを書き始めた新人に注意したいんだけど、ブログは続けることもエネルギーを使うけど、辞める時もしんどいんだぞ。ネットに何かを情報発信するというのは一種の麻薬のようなものだ。最初は苦しいんだけどだんだん気持ちよくなってくるのである。ちょっとバズったって喜べる正常な感覚がある内が止め時だ。一定量を超えちゃうと合理的な理由がないのにブログにエネルギーを突っ込む様なジャンキーになる。冥府魔道の入り口、地獄の一丁目だ。本当、ブログは地獄だぜ。

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