スケジュール管理のやり方を見直す。
休日にイラストが描けない!
できれば休日はイラストを描きたいのだけど、ついつい他の事をやってしまってやることが出来ない。最近は、ジムもコロナの緊急事態宣言で休みであるために時間はあるのだけど、集中してやることが出来ないな。
どうもスケジュールの立て方が不味いのかな?と思う。休日に色々とやってはいるんだけど、イラストを描くのは後回しになってしまう。色々とネット巡回などで気力を使い果たしてしまって、いざイラストをやる段になってMPが足りなくなる事があった。
MPという概念には次のような物がある。
一日の中の「MPを回復するための時間」と「MPを消費する時間」の配分は変えられない。漫画を読む、アニメを観るといった回復の時間をへらして、勉強や仕事といった消耗する時間を増やせるわけがないのに、むりして失敗して、自分はダメだ、と凹んでいるときがある。そんなのできなくて当たり前だから。
— ひらめきメモ🎉5万部📔 (@shh7) 2020年12月3日
自分にとってMPを回復する時間というのはネットをだらだら眺めている時間なのだろう。MPを回復するための時間を無くして、すべて創作のために時間を使うというのは不可能に近い。だけども、スケジュールの立て方によって効率化することは出来るんじゃないか?と思う。
前日のうちにやるべきタスクを決めておく
堀正岳さんの『仕事と自分を変える「リスト」の魔法』の中で、次の様な事が書かれていた。
こんな有名な逸話があります。1918年のアメリカで、ベツレヘム鉄鋼社の社長だったチャールズ・シュワブ氏は自身の会社のさらなる拡大のために、当時コンサルタントとして名を馳せていたアイビー・リー氏に相談をしました。
リー氏はそれに対して「あなたの重役たちと、15分ずつ話す機会をください」という奇妙な返答をします。いぶかる社長に対して彼は続けて言います。「報酬は3カ月後に効果があれば、それに見合った小切手をいただければけっこうです」
リー氏がその15分を使って重役の一人ひとりに対して説いたのは、次のような仕事上での生産性の高め方でした。
1. 毎日、1日の終わりに次の日に実行する最も重要な6つのタスクを書き出すこと。6つ以上を書いてはいけないこと
2. それらの6つを、重要度に従って順番をつけること
3. 明日出社したなら、その6つのうち最も重要度が高いものに集中して取り掛かること。それが終わるまで、次のタスクに進んではならない
4. 次のタスクも同じ要領で進め、1日の終わりにまだ完了していないものは次の日のリストに加えること
5. これを毎日、出勤日には必ず繰り返すこと簡単な方法ではあるものの、この方法を採用したベツレヘム鉄鋼社は大きく成長し、喜んだシュワブ氏は2万5000ドル、現在の価格で40万ドルに相当する小切手をリー氏に渡したと伝えられています。
堀 正岳. 仕事と自分を変える「リスト」の魔法 (角川書店単行本) (Kindle の位置No.775-779). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.
スケジュールの立て方の基本というのは、前日のうちにやるべきことを洗い出して、それを優先度順に順番を付けて、次の日はそれをシステマティックに作業するだけで良いのである。スケジュールの作り方の基本を書かれている次のような記事もあった。
1. タスクを洗い出す
2. やる順番を決める
3. いつまでにやるか決める
4. かかる時間を見積もる
5. スケジュール帳にまとめる
スケジュール管理の基本としては上記のとおりである。複雑なタスク管理の方法とかはあるけど、どのツールを使うのであれエッセンシャルとしては上記に集約される。
僕は休日のスケジュールの立て方が甘いのだと思う。タスクシュートなどを使ってやるべき事をコントロールしようとしているけど、休日にはほぼ手なりでぶらっと思いついたことしかやらない。休日の前日のうちに次の日に何をするべきか、一つ一つのタスクでどれぐらいの見積もりで実行できるか、優先度はどれが高いのか決めてタスクシュートなどに登録しておく必要があるのであろう。
リズムを持って生活する
借金玉さんの『発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』の中で次のような事が述べられていた。
あなたにはやるべきことがたくさんあります。「よし、勉強するぞ」とか「よし、この仕事を片づけるぞ」みたいな決断にもこのコストは使われています。日常のなかでそれを温存していく努力は少しでもするに越したことはありません。毎日毎時間何をするか決めるのではなく、「リズム」で過ごせる日をつくっていきましょう。それが「いい習慣」というものです。
借金玉 発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47
要するにウィルパワーを温存してリズムで生活していくことが良い習慣であると言ってるのですね。僕の場合、ブログ執筆などの習慣に関してはすでにその領域までたどり着いてる習慣であるだろうと思います。
行動をルーチン化して習慣にするまではスケジュール管理の方法が必要であるけど、一旦習慣化してしまえば後はリズムに沿ってやるだけでできる。それまでは補助輪がいるということですね。
まとめ
イラストを描く習慣を身につけるためには、リズムで実行できるまで行動をリストに落とし込まないといけないのかな?と思う。休日までスケジュール管理して行動を決めてしまうのは疲れるかもしれないけど、平日の仕事に関しても使える仕事術のテクニックであるし、スケジュール管理の方法をちゃんと基本通り実行するのが重要なのかもしれない。まずは、前日までに明日やるTODOをリストアップしておいて、それらに関して重要度による順番と時間を見積もる。後はそれを実行するだけである。こういうベーシックなやり方をきちんと体得しておくことが、やりたいことをやるためのコツかもしれないですね。