超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。

大五郎さんのムラ食い問題の根は深い。

大五郎さんのムラ食い問題の根は深い。


大五郎さんの餌問題は、やっぱりちゃんと向き合わないといけないテーマだと思っている。猫は理屈で食べない。好きか嫌いか、それだけで世界を判断する生き物だからだ。


今朝はやけに清々しい朝だったのに、頭の中はずっと大五郎さんのことでいっぱいだった。もともと尿路系にトラブルを抱えているから、療養食を食べ続けないといけない。でもその療養食に、見事なまでに飽きている。ロイヤルカナンはもう完全拒否。サイエンスヒルズもチキン味はアウトで、フィッシュ味を少しつつく程度。温めて出すと、ほんのちょっとだけ食べる。ほんのちょっと。この「ほんのちょっと」が、希望なのか不安の先延ばしなのか、判断がつかない。


絶食がいちばんまずいのはわかっている。水は飲むし、トイレも行っている。だから今すぐどうこうという感じではない。でも、食べないという事実がじわじわ心を削る。昨日からずっと気になっていて、自分でも驚くくらい落ち着かない。どうやら僕は、猫の健康問題にめっぽう弱い飼い主らしい。ちょっとした変化で、頭の中が一気に最悪のケースまで飛躍する。エンジニアとしては論理的でありたいのに、こと大五郎さんに関しては感情が先に暴走する。


とはいえ、手は打たないといけない。午前中に病院へ連絡して、療養食の選択肢を相談するつもりだ。場合によっては訪問診療の獣医さんに切り替えるのも考えている。というのも、大五郎さんは通院が本当に大騒ぎだからだ。キャリーに入れるだけで大暴れし、病院に着くころにはお互い消耗戦。たまに漏らす。あれを見ると、連れていくこちらの心も削られる。だったら来てもらった方がいいんじゃないか、と現実的な判断をし始めている。


餌以外では、チュールビッツを冷蔵庫の前で二個ずつあげている。ただ不思議なことに、液体のちゅーるはあまり好きじゃないらしい。ちゅーる嫌いの猫なんているのかと思っていたけど、いるらしい。世界は広い。たぶんビッツに慣れてしまって、それしか食べたくないのだろう。猫はほんとうに、好きなものしか食べない。体調が悪くても、嫌いなものは断固拒否。その頑固さは見習うべきなのか、困るべきなのか。


もしかすると口内炎の可能性もあると言われて、また一段と不安が増した。食べない理由がわがままならまだいい。痛みだったらどうする。そう考えると、やっぱり専門家に聞くしかない。ネットやAIに相談するのも便利だけど、最後は対面の獣医だ。論理よりも経験値がものを言う世界がある。


僕は子どもの頃からずっと猫と暮らしてきた。大五郎さんは三代目か四代目になる。振り返れば、どの猫もそれぞれに癖があって、それぞれに物語があった。共通しているのは、ただ幸せに長生きしてほしいという願いだけだ。猫が穏やかに寝ているだけで、部屋の空気がやわらぐ。大げさじゃなく、世界が少しだけ平和になる気がする。


もちろん現実はきれいごとばかりじゃない。毛は舞うし、トイレ掃除もある。でも犬の散歩に毎日一時間出る生活を思えば、僕には猫のリズムのほうが合っている。圧倒的に猫派だ。静かで、気まぐれで、でもときどき驚くほど甘える。その距離感が好きなんだと思う。


だからこそ、餌問題は軽くない。電子レンジで少し温めて、匂いを立たせて出す。そうすると、ちょこっと食べる。その姿を見て、ほっとして、また不安になる。この繰り返しだ。でも不安に飲まれても何も進まない。できることを一つずつやるしかない。


まずは病院に連絡する。必要なら土曜日に出向いて新しい療養食を試す。訪問診療も検討する。大五郎さんのペースを尊重しながら、でも健康は守る。そのバランスを取るのが、猫のしもべとしての僕の仕事だ。


結局のところ、猫は好きなものしか食べないし、僕は大五郎さんのことが好きすぎる。それだけの話だ。だから今日も動く。大五郎さんに元気でいてほしい。その一点のために。

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