超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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情報収集をどのように行なって、どう情報を使うか?

情報収集をどのように行なって、どう情報を使うか?


日曜日であるね。今日は午前中は母親を歯医者に連れて行って、午後からは自分の髪を切るために美容室に行ってきた。


美容室は馴染みの店があって、2カ月に一度ほど髪を切りにそこに行く。できれば毎月行きたいけどカットとカラーで8000円とそこそこお高めの店なので、2カ月に一度程度行くようにしている。まぁ、美容室は店によって腕が違うからね。いいところで切っておくと髪が長くなってきてもセットするときに見た目が崩れないし、男の見た目というのは髪型が8割とは言わずとも7割ぐらいは比率を占めていると思うので美容室にはある程度コストを掛けている。


美容室に行くとおもに店員とここんところの日々の出来事などをお話ししつつ髪を切ってもらうのだけど、馴染みの店員さんは話が上手い。だいたい同年代の人であるし、東京とか内地も行って色々とやってきた人なので旅行の話題なども色々と聞くことができる。美容室は髪を切るというよりもいろんな会話を楽しむために行く場所だよなと思う。


美容室では髪を染めるのだけど、その時は雑誌を読むようにしている。普段、僕の情報収集の経路としてはネットが主なのだ。美容室に行った時だけ紙媒体の雑誌をパラパラをめくっていろんな情報をザッピングするようにしているのだ。それで思うのだけど、いろんな雑誌を適当にザッピングしてみるというのは自分が知らない知識に対するセレンディピティが高いもんだなと思うのである。


ネットでの情報収集というのはフィルターバブルであるとかネットカスケードと呼ばれるような集まる情報の偏りが発生するとよく言われている。ネットで情報収集を行おうとしたら特定のキーワードを使って検索などでプルする形で情報を得るか、SNSで自分と同じような趣味を持つユーザをフォローしてそちらから情報を得るような方法しかない。そのやり方だとネットから得られる情報というのは自分の知ってる好ましい情報ばかりが集まってきてしまい、自分の世の中に対する考え方が特定の方向に偏ってしまうことが発生する。


僕が最近のネットからの情報収集で恐れているのはそういうフィルターバブルに巻き込まれて世間を見る目が偏ってしまうことである。僕が情報収集に求めていることというのは、自分にとって好ましい情報ばかりを集めることではなくて、世の中で今どんなことが起きてるかとかの客観的なトレンドを掴むことでその情報から実利を得ることだ。


こういう世の中の客観的なトレンドを得るための方法として、既存の大手の新聞社のトップページなどを定点観測しておくというのはかなり有効だね。僕は楽天証券に証券口座を開いているので、日経新聞を無料で読むことができる。正確にいうと、日経テレコムと呼ばれる日経新聞社の出している新聞データベースを、楽天証券のユーザは使うことができるのだけど、日経テレコムを使えば日経新聞の記事は全部無料で読める。


なので日々の習慣として日経新聞の一面は確認するようにしているのだけど、これとNHKのラジオニュースを聞くようにしていると日本という国がどっちの方向に向かおうとしているのかという方針を知ることができる。それに対して僕は良い悪いの判断をしてないけど、ひとまず日本の政府や企業がどういうことをしようとしてるとか、国際情勢の中で日本はどんなふうに立ち回ろうとしているなどの情報を得ることができる。


そうやって得られた情報からどうやって実利を得るかということについて、僕はたまに人生戦略みたいなことを考えたりする。


もし、僕がこれから成長していくと予想することができる企業に投資を行うほどの資産があるのなら、その企業やら業界に対して資金を株式投資するのも良いだろう。これは資本主義の世界の中では一番直接的な情報の使い方である。しかし、僕にはそこまで自由に運用できるような潤沢な資産というのはない。老後のためにNISAやiDeCoに積み立ててある資産はあるけどもそこまで多くもないし、この資産はバイ&ホールドで老後になるまでひたすら積み上げるだけの資産である。


資産運用の世界ではサテライト戦略というように安定資産とリスク資産を分けて考えて、ある程度資産を流動性が高い金融商品で運用するというやり方もある。まーでも、僕もある程度資産運用のやり方を研究してわかってきたのだけど、資産のポートフォリオというのは変にいじればいじるほど全体的なリターンが少なくなる。資産運用のやり方などを教えてくれるマネー系の雑誌なんかも証券会社とか金融界隈からお金をもらって記事を書いてるので、できるだけ証券会社の手数料とかを稼げるように取引回数を増やしたりとか手数料の高い商品を買ってもらった方がありがたい。なのであの手の情報というのは証券会社などの提灯記事も多い。


別に何かしらの情報を掴んで投資する先というのは金融商品ばかりでなくて、僕的に一番レバレッジが効いて投資効率が良いものは自己投資である。いろんな雑誌とか新聞を読んで得られた情報で、社会全体がどんなふうに変わっていくと予想したのならば、そのように社会が変容した時にどんなスキルを持っていると有利とかどんな企業に就職するのが良いとか自分の行動を行うための指針として情報は使うべきだ。


こういう自分の利益を増やすための情報収集というのは、いろんな雑誌をザッピングして読んだりとか本屋をぶらぶらするのもすごく有効な方法であると思うね。ネットからの情報収集では得られないような意外性のある情報というのはリアル世界から得られることが多い。僕も意識して本屋で本を探してみたりとか、雑誌を複数購読してみたりなど気をつけたい。

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