創作活動を維持する方法を考える。
昨日の続き。創作モチベを高める方法を考えてみる。
今日の記事は昨日の記事の続きである。昨日の記事はこちらだ。
僕はイラストやったり小説を書いたりとかするけど、創作モチベが下がってしまって作品が作れなくなる現象をどうやって回避するべきか?という事を考える。
創作やってる人だったら分かるかもしれないけど、どんなに創作が好きで楽しくやってる人であっても、日々のモチベーション次第で書けない時がある。これが行き過ぎてしまうと、あまりにも作品が作れない自分に絶望して筆を折ってしまう人もいるぐらいだ
たしか、前に「創作者の死」という概念を取り上げたエントリーがあったな。こちらだ。
瀕死の創作者がやることは、
— マシュマロ公式 (@marshmallow_qa) 2020年6月23日
・悪くない体調
・時間
・フィードバック
の3つを確保することに尽きると思います。
これらが十分でないと、揺るぎない覚悟がない限り復活は難しいです。#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/8evjP3RpNf pic.twitter.com/8Wr7aqveSz
瀕死の創作者といえば、自分もまったく同じような状況である。作品を一つ作り上げるために、イラストであれば数か月、小説は数年という途方もない時間が必要になってしまい、創作モチベが全く上がらない。
いままでは創作モチベが無い状況でも、惰性とごまかしで、なんとか作品を書いてみようだとかやり方を工夫しようした。でも、方法をいくら工夫したとしても描きたい or 書きたいもののビジョンがはっきりとしてない状況では、なにかを作ろうというモチベーションすら発生してこないのである。
瀕死の創作者である自分が、これから先も創作を続けていくには、どうやって創作モチベを高めればよいのか? この方法について今回は考えたい。
毎日ちいさなものでも良いから作って発表し続ける。
創作の才能については、以前このようなツイートを見かけて取り上げて書いたことがある。
今日、仕事先で「趣味で二次創作漫画描いてるんですけど、絵柄は古いし上手くならないからせめて丁寧に描こうと思ってて、だからものすごく筆が遅いんですけど、こういうのってもう才能の差だからしょうがないですよね」って言ったら怒られました。
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
怒られた?というか、諭された。
曰く、「あなた今『絵柄が古い』とか『デッサン力がない』とか『光源と影がわからない』とか言ってますけど、とてもそんなレベルじゃないですよ。あなたもっと下手です。絵柄が古いとかはもっと上手くなってから言うものです。そんなの気にしないでとっとと描きなさい。言い分がワナビそのものですよ」
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
「一部の天才以外で一番大事な才能は『気分よく長いことやり続けていられる』ってことです。できもしないうちから生意気にハードルを上げて自分のモチベーション下げて描けなくしてるあなたは続ける才能がゼロです。上手くなるわけないです。立体がどうとかどうでもいいから。そんな段階じゃない」
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
「もっとぬるく自分を褒めてくれる人の中に身を置いて、無責任に気分よく毎日くだらない絵を描きなさいよ。棒人間だっていい。ハードルを下げて下げてどうでもいい絵をたくさん描いて、息を吸うように毎日描き続けられるようになったら、そこであらためてデッサンや光源のことを考えなさい」
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
「『自分はちょっと描ける』って心のどこかで思ってるから、下手な絵出したら恥ずかしいとか親にダメ出しされて筆を折ったとか技術の話とかで防衛ライン張ってるんですよ。プライド高い。何も描けないのに。下手でも続けて続けて、息を吸うように描けるようになるころには、絶対上手くなってます」
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
「それが『絵が上手い』ってことです。あなた勘違いしちゃダメ」
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
以上。
目が覚めた。下手でいいんだわ下手なんだから。なんか、描きます。しのごの言わずに。まあ毎日は無理かもしれないけど。
ちなみにオチがあるんですけど、これ言ってくれた人、私の絵、見たことないです笑
— まやこ (@mayakotoprism) 2019年9月14日
精神が下手くそだって言ってくれてるんだと思う。や、そういうの、大事。
昨日は、なんで自分は創作をやるモチベが無くなってるのだろう?と自分のブログの創作関係の記事を掘り返していたんですよ。そしたら上記のツイートを見つけた。
なーんだ、答えはすでに前の自分が知ってたのだな、と思った。考えてみりゃ、自分は創作に関しては中学生ぐらいの時から絵を描いたりとかいろいろとやってきたのであり、すでに創作活動は自分の身体の一部として染み込んでいる。創作モチベの問題に関しても、昔っから悩んできたことであり、解決済み事案であったのだ。
結構前から自分はスランプに陥っていたのだな。大量のいろんな上級者の作品を見過ぎてしまって、意識ばっかり高くて手が動かない駄目な状態に陥っていたのだろう。そして、多分、僕自身の創作のスキルも上がってしまって、中途半端にできるもんだから、半端なクオリティのものを作って馬鹿にされるのを恐れるようになってたのだな。
まとめ
「一部の天才以外で一番大事な才能は『気分よく長いことやり続けていられる』ってことです。」
重要な事はこれだろうな。長大なビジョンでなにか大作を作ろうというのは、全部の時間をその作品だけにつぎ込むとモチベーションが死にます。その作品を手掛けているそばでも、なにかしら小さな作品をネットで発表してレスポンスをもらったりだとか、自分をなるべく甘やかしてモチベーションを維持する必要も生じてくるのだ。
気分よく自分の書きたいものを作ろうとおもうのならば、それをほめてくれるゆるいコミュニティに所属しておくのも有効だろう。描いた絵とか小説にレスポンスもらったりするとモチベーションが回復しますからね。
自分のご機嫌を取りながら作品作りのモチベーションを管理する。そこんところも含めて創作活動だったりします。