瞑想でメタ認知を鍛えると落ち込みにくくなるね。
9月が終わり、あっという間に10月。今年もあと3ヶ月である。早すぎる。もうそろそろ年末のおせちをどうするとかそういう話が出てくる時期であろう。来年の事を言うと鬼が笑うというが、今のところ鬼が大爆笑である。
今年は何をしてたかな？ 振り返るにはまだ早いか？ メンタル関係で2024年前半はほとんど半死半生だったような気がするが、９月に入って落ち着いてきたような気がする。今年はまぁ、いろんな環境の変化があったけど、将来に向けて色々と種まきをすることができた年だったかな。
とりあえず、今年は趣味関係のことではほとんど小説のことしかやってないので、12月までにむけてさっさと今の小説は書き終えるようにしてしまいたい。12月はほとんど一月をかけて年賀状イラストを描いてるはずなので、11月までには今の作業を終わらせるようにしておきたいね。それからkindleでの製本作業もせねばならぬのだが、これは適当にググりながらズバッと終わらせてしまおう。
実のところ、メンタルの調子が少し良くない。どうも台風18号が沖縄近辺をうろちょろしてるらしくて、低気圧のせいでメンタルがどんよりした気分になっている。僕は気象病持ちであり、気圧の影響でメンタルの調子がテキメンに乱高下する。
こういう気分の乱高下をなんとかするために、僕は瞑想やらサプリメントやら色々と試しているけど、どうしても気分の上げ下げを改善することは難しいよな。こう言うのどうしたらいいの？ とAI君にも壁打ちしてみたが、やはり深呼吸をしたり生活環境を安定させましょうと言ういつもの返答しか返ってこない。
でも、確かに瞑想が悪い気分の影響を遠ざけるのに役にたつと言うのは実感でわかる。僕はマインドフルネス瞑想を4年ばかし毎日続けてきたが、悪い気分が湧いた時に「でも、これは単なる気分だしな」と、思考に干渉するのをブロックすることができるのである。
「気分」の取り扱いと言うのは、生活のQOLにもろに直結する重要なことだよなーと思う。これはある程度、瞑想で内観を鍛えてメタ認知を理解してみないと分からないかもしれないけど、「思考」と「気分」は別である。
普通の人であれば自分の考えてることぐらいは自分でコントロールできると思うかもしれないけど、実際のところ自分が感じてることとか考えてることは自分自身でもコントロール不能である。特に「気分」については、周りの環境に左右されて落ち込んだりとか、何もしてなくても過去の記憶が蘇ることにより落ち込むなど、何もせず黙っていてもダメージを喰らう。
気分の乱高下によるダメージを防ぐためには、マジで瞑想でメタ認知を鍛えて「気分」を客観的に見れるようにするぐらいしかないと思う。あくまでも僕の感覚的な話でしかないのだが、メタ認知を鍛えた後では、普段の生活の中でも頭の中でいろんな思考が湧いては消えることが分かるようになるのである。
これは「モンキーマインド」と言うらしいが、人間の思考は何もしてないアイドリング状態の時でも常にフル回転しており、過去の記憶からいろんなものを引っ張り出してくる。たまに、その思考の中からネガティブな事を拾い出して考えを深めてしまい、そのせいで不機嫌になることも良くある。
メタ認知が鍛えられてる状態では、そのような「モンキーマインド」が浮かんだ時も、「これ、今の状況と全然関係ないな」と切り分けることができるのである。人間の思考というのは不思議なもので、サイクルに入り始めると、思い込みの力でそれが全てのように思えてしまうのである。
スポットライトがいろんなものを示してるようなものであり、一旦そちらに照明が当たり始めると、それ以外のものは見えなくなる。客観的に考えても、ネガティブすぎるとか思い込みが激しいと感じることでも、それにフォーカスが当たってる時は本当のことに思える。
これは寝てる時に夢を見てる状態を考えてもらうと分かるかもしれないけど、夢の中ではどれだけ支離滅裂なことでも真実のように思える。これは、起きて覚醒状態の時にも思考のプロセスとしては存在してる機能であり、「こうに違いない」と思い込んでることについては否定する言葉が浮かばなくなる。
マインドフルネス瞑想でメタ認知が鍛えられている場合、そういう思い込みの力が軽減される。「自分は〇〇だから不幸に違いない！」という思い込みが発生してる時も、「あ、今そういう気分なんだな」と気がつく感じである。自分が考えてることと客観的な現実は別であり、悲観的な気分にフォーカスしがちな自分の思考パターンにも気がつくのである。
なので、今日の朝は起きてみるとなんか変だなと思った。どうやら気分がいきなりブルーに入り込んでるらしいのである。事実とは全く関係なしに、気候や体調が変化するだけで気分が変わるのだなというのは、ごく最近から実感としてわかり始めた。や、知識としては知ってたけど、実感として「メンタルが落ち込んでるのはこういう状態なのか」と判断がつくようになったのである。これは認知行動療法も組み合わせて使うと効能がさらに高まるのだけど、メンタルが弱い人ほどマインドフルネス瞑想の効能は強いと思う。
