超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

プロフェッショナルになるための法則。

プロフェッショナルになるための法則。


なーんか、どーしよーって感じ。昨日、ブログの長文要約システムをChatGPTでカスタマイズしたのだけど、そのせいで今度は僕の開発熱が上がってしまった。や、いいんだけど、順番的には小説執筆を終わらせてからこの開発モチベは発動して欲しかった。小説の設定を適当なままで、何か個人開発のプロジェクトを発動させたりすると、絶対小説の方は宙ぶらりんで完結させられない。一応、小説の設定を完成させることを最優先にして今は行動するけど、本文執筆をして完成させられるかはモチベーションが微妙。


僕は中途半端に多趣味なんだけど、気が多すぎるせいで何1つとして極めることができないという人生になっちゃった。仕事での勉強的なことを考えるのならば、自宅でも何かFlutterとか使って個人開発のアプリ開発をやってみたら、小遣い稼ぎもできて仕事の技術も洗練されるから素晴らしいではある。でも、僕の人生の目標的には「晴耕雨読で仕事をやりつつ小説執筆やお絵描きを楽しむ人生」であるので、プログラミングの技術はメシのタネというだけなんだよね。


まぁ、曲がりなりにもプログラマとして10年以上も働いてきたのだから技術的なことが好きでもあるんだけど、プログラミングとかすっごい頭を使って疲れるよね。それと、プログラマ界でも上ランクの人たちというのは、「仕事の疲れを遊びのプログラミングをして癒す」というちょっと本能の壊れた人たちばかりで、そういう人たちと競い合うためにはどうにも僕はモチベーションが足りない。


プログラマの世界に限らずすべてのプロフェッショナルの世界というのは、トップランカーはそういう人として大事なものと引き換えに技術を手に入れちゃったという人ばかりであるよな。僕は中途半端に多趣味であるから、創作界隈とかも半端に首を突っ込んでいるので、プロのイラストレーターがどんな風な考え方をしているかなども興味深く読んでいる。


最近、はてブを彷徨っていると次のTogetterの記事を見つけた。


togetter.com


耳が痛い話ではあるけど頷きすぎて首が取れる。プログラミングにしても創作にしてもそうなのだけど、承認欲求が趣味をやるためのエンジンになると肝心の創作活動などを長く続けることができない。


「内発的動機付け」という言葉があるのだけど、人間が新たに習慣を身につけたりする場合、自分がそれをやりたいからなどとその行動自体にモチベーションを見つけた場合その行動は長続きしやすい。逆に、これをすると儲かるからだとか人から褒められるからだとか、そんなふうな外在するようなモチベーションだと、対象となるエサがなくなった瞬間にその行動をやる理由がなくなる。


こりゃ、プログラミングとか創作に限らずブログなどでもそうなのだけど、自分ではコントロールできないアクセス数とかいいねの数などを目標として活動を長年継続することはできないということである。僕はこれを昔から主張しているけど、数字を目的にして何かしらの創作活動をしてると早晩、更新が途絶えて死ぬよ。


SNS時代になって、自分が何か作品を作ったら公開して不特定多数からのレスポンスが簡単にもらえる。たとえばイラストなんかでも、昔は個人サイトなんかを作って頑張って相互リンクエンジンに登録して宣伝しまくってようやく認めてもらえる感じだった。最近では、イラストを描いたら適当にTwitterにタグをいくつか付けて放流するだけでいいねがついて場合によってはレスも貰える。承認欲求を満たすためにかける手間が圧倒的に削減されているのだ。


かならずしも承認欲求でドライブして創作活動するのが悪いという訳ではない。どうも承認欲求のモチベーションというのは人間にとって根源的なところにあるらしく、他人からの承認がもらえている間はすごく気持ちよく創作活動することができる。ブログでも、アクセス数が右肩上がりのうちは素晴らしい万能感でもって執筆を続けることができる。この欲求を満たすためにさまざまな上達のための練習もはかどるだろう。


しかし、創作でもブログでもかならずスランプの壁にぶつかるタイミングというのは発生する。初心者のうちはちょっと努力したら成長して、それで周りからも褒められて承認欲求を満たしやすい時期があったりするが、ある時点で努力して得られる成果というのは頭打ちになる。プラトーの壁というやつである。


本当のプロフェッショナルになるためにはこのスランプを超えるためのモチベーションの持ち方が重要になってくる。自分の内面にルールを設けて、成果がどうであれ練習を続けることができる人というのは本当に強い。大リーガーのイチローもそうであったけど、超一流のプロになるためには自分のルールを決めてそれを愚直に守り、継続して練習を続ける事が大事だ。


僕的に何かのプロフェッショナルになるための法則というのは単純だと思っており「始める事、続ける事、辞めない事」である。どんな芸事であれど10年も続けていれば1つの世界観を見つけることができる。極めたいと思う事柄をする自分なりの理由というのをはっきりさせて、それを愚直に守り続ける事が芸事の上達には重要であるよ。

プライバシーポリシー免責事項