上手い文章を書くためには現代文の勉強も必要になる。
金曜日だねぇ。もうおじさんは疲れていて眠ってしまいたいよ。てかなー、やっぱ毎日1時間も使って2000字書きまくるって狂った習慣だと思うんだよ。もう慣れきったことではあるけど、なんでここまで自分を追い込んでタフなトレーニングしてるんかよく分からんのだよ。平日も休日も休まずにひたすら5年以上書きまくってきたけど、この時間を別のことに使ってたらどうなってただろうというのはたまに想像する。
まぁいいや。世の中には考えてもどうにもならない事はたくさんある。なんだかんだ言って、ここまで書き溜めたテキスト群というのは僕にとっても貴重な財産になってるわけだし、このブログを書き続けることでいろんな人に出会うことができて人生が好転しているところもある。元々、病気のリハビリのために始めた毎日更新ではあるけども、書き続けることによって思考のトレーニングになってるところもある。僕は死ぬまで書き続けるとうそぶいているけど、マジでそこまで続けることができたら流石に知る人ぞ知る、人かどの人物になってるだろう。
や、まぁ僕がブログを書くのは何者かになるためじゃないんですけどね。僕にとってのこのブログの立ち位置というのは純粋に単なる日記的なスペースなんですよね。1日のうちに考えたことをどこかにアウトプットしておくと役に立つから続けてる習慣ですよ。皆さんは自分の書いたブログを読み返すことってあります? 僕は暇をしてる時に1時間ぐらい自分のブログを読み耽ってることがあるけど、なかなかこの人は面白いことを考える人だなーと思いながら読んでるよ。や、恥ずかしげもなく自画自賛してるけど、基本的に僕は自分のこと好きなナルシストなんで。
自分のブログを読み返してみると、面白いことにこの人は徐々に成長してるっぽいんだよね。過去のブログ記事なんぞを読み返してみると、意味もないのにイキっていて恥ずかしい記事とかあったりするのよ。昔の僕というのは変な露悪趣味があったもんだから、なんか悪ぶっておかしなことを口走ってることもあったんだよ。なんか、情報発信に慣れてくるとそういうのはなんの意味もないことに気がつくので、書いてる文章に気取りとかイキリみたいな力んだところが無くなってるよね。
このブログを書き続けてる日記以外の別の目的として、小説執筆の文章力強化のための練習みたいな役割もある。毎日一定量の文章を書く練習をしておけば、良い文章を書けるようになるかなー?と思って日々鍛錬を積み重ねてきたのだけど、別に名文が書けるようにはならんかったな。文章を書くことには慣れたけども、別に何かかっこいい名文を書けるようにはならなかった。
文章をうまくなるためにはどうすれば良いのかー?というのは昔っから悩んできたことなのよ。基本的には文章をうまくなるための練習方法としては、下記のような感じかな。
- 毎日たくさんの良質なインプットをする。
- 毎日工夫しながらたくさんアウトプットをする。
- 正しい日本語の文法を勉強する。
毎日たくさんの良い文章を読んで、たくさん文章を書くようにしてたら文章を書くことは慣れるはず。でも、正しい日本語文法を勉強してないと、どうしても崩れた文体でばっか変な癖がつくんじゃないかなーと思う。
日本の識字率というのは99%以上なので、誰でも文章ぐらいは読み書きできるだろーと思ってるかもしれないけど、甘いですな。世の中には書かれている文章から意味を正しく読み取ることができない人ってたくさん居ます。学校の授業でやった現代文の勉強とかって馬鹿にする人がいるかもしれないけど、大人になった後でもああいうベーシックなトレーニングって必要なんですよ。
現代文を読み解く能力を訓練しておくと、正しい日本語の運用ができるようになる。このマザータングの練習って多くの人はやらないですけど、やっておくと世の中に流通している書籍などで扱えるようになる知識が増えるんですよ。日本語の資料だけでも読むのが難解な資料があったりとか、平易な文章でも多義的な意味を含んだ文章などは、高度な日本語の運用能力が必要になってくるんです。
僕の手持ちの書籍の中では現代文の学習で使ってる本は次の2冊である。
「現代文解釈の基礎」の方は、パラグラフライティングだけに限らず小説のような文章から心情を読み解く練習もするので、小説執筆をするような人にもおすすめできると思う。高度な日本語運用ができるようになれば、今とはまた違った文章表現もできるかもしれませんからな。僕もガンガン勉強を進めねばと思った。