幸福な人生について本気出して考えてみた。
やべやべ、ブログを書く時間だ。最近はブログを書くスピードを上げようと思っていて、ノンストップでキータイプしまくる書き方をしている。こんな感じのノンストップライティングは非常に頭を使うけど、2000字を30分ぐらいで仕上げることができるので非常に効率が良い。
それにしたって時間がない。連日書いてるけど、このところ僕はお絵描き月間であり、晩飯の後の30分間で毎日イラストを描いている。それ以外にもやりたいことというのはたくさんあるのだけど、1日の隙間時間というのは完璧に使い潰しており、朝起きてから寝るまでしっかりと決まったルーチンで埋め尽くされてるのである。
こういう暇がない生活というのは疲れそうなものであるが、僕はそこまで苦にしていない。なんかさ、僕は多分にASDな性格の傾向があると思うのだけど、1日のうちに何をやるのかということがはっきりと決まってる方が精神的に安定するのである。なにか長期的にやりたいことがあったとしても、まずはタスクを細かく分割してスケジュール帳に記載して、それから毎日のToDoリストでちょっとずつタスクを消化していくというのが好みである。
タイムマネジメントをどうしようというのはずっと昔からの課題なのである。「少年老い易く学成り難し」とか「光陰矢の如し」みたいな故事成句もあるけども、時間というのは誰にとっても1日24時間であり、うだうだしてるとあっという間に人生のタイムオーバーがやってくるのである。
そもそも僕はやりたいことが多すぎるのであり、ますはその中から選択と集中を行うことが重要ではないかと思うのであるが、そこんところの人生の目標的なことをはっきりと決めるのが重要であるよなと思う。小説書いたりイラスト描いたりプログラミングの勉強やりてーというやりたいことだけはたくさんあるのだが、その中から将来的にどうなりたいのかという具体的にやるべきことをしっかりと決めるのは重要じゃないかと思う。
まぁ、こういうことを考えられるようになってきたのは11月ごろからメンタルの状態が非常に安定してきたからだろう。ちゃんとマインドフルネス瞑想をしっかりとやってたからなのか、Awarefyのようなメンタルケアのアプリを使ってしっかりとストレスのケアをしてきたからなのかは分からない。だが、こうやって安定している時こそ将来に向けてどんなことをやりたいのか人生の方向性を決めておくタイミングであろう。
僕の人生の方向性をどうすんのかーという考え方であるけど、実はそれは一つのWebの記事に大きく影響を受けている。ふろむださんというはてなの方でもブログを書いてた方の記事があるのだけど、そこで書かれてることを読んで「なるほどー」と大きく感銘を受けたのである。
こちらの記事であるけど、おそらくだけどショーペンハウアーの「幸福について」という本の影響を受けてるのではないかと思うんだよね。こちらの方も人生を楽しむためには富の多い少ないよりも自分の楽しめる精神的な娯楽というのを増やしていくのが大事だということを書いてるのだけどなるほどなーと思うんだよね。
人生を幸せに生きるにはどうすれば良いのかというのは、僕の興味の一つでありさまざまな関連の研究を追っている。こうやって過去の哲学者の書籍を漁ってみるのも悪くないけども、最新の研究から考えてみるのも良いだろう。この辺りの人生の幸福について取り扱った研究としては前野隆司教授の「幸福学」の研究と心理学者エドワード・デシとリチャード・ライアンによって1980年代に提唱された「自己決定理論」が使えると思うんだよね。
前野隆司教授の幸福学では「自己実現と成長、つながりと感謝、前向きと楽観、独立と自分らしさ」この4つの因子を満たしていくことが幸せな人生につながると言われている。いろんな人々にアンケートをとって因子分析をしてみた結果、これらの4つの要因を満たしている人が幸福度が高いという。詳しくは「幸せのメカニズム」を読んでもらうと詳しい研究結果が載っている。
「自己決定理論」では「内発的動機づけ」によって、自分が真にやりたいと望んで行ってる行動をすることで自分をちゃんとコントロールしてる感覚が高まってきて幸福度が上がっていくとされている。
結局のところ、幸福な人生を送るためにはどうしたらいいのかということだけど、「自分自身がちゃんとやりたいことを見つけて、その目標に向けて自分なりのセオリーを打ち立てていくこと」が幸せな人生につながると思うんだよね。世の中から自分をコントロールしようという動きは腹立たしくあるものの、そんなものにはこだわらずに自分のやりたいことを見つけてコツコツと積み上げていくことこそが幸せにつながるのだと思う。
今日は箴言で終わろうか。
Happiness is not a goal; it is a by-product.
(幸せはゴールではない。副産物である。)
